- 2010.01.12 火曜日
- 週末にティンバーフレーム工法の家の上棟を行いましたので、ご報告さていただきます。
どうにも気が急いて、日の出の頃にはもう現場へ…
この気持ちは大工も同じで、既にみんな現場におりました。
ご近所迷惑ですので、早く始めたい心を抑え、時計とにらめっこです。
何件分の材料何だ?
と思う程、所狭しと準備された木材達…。
「よし、やるか…」
呟くように言うと、大工がシートをめくり、「ぱっ」と木の香りが漂います。
気持ちが引き締まる瞬間です。
この圧倒的なボリュームの材料達…。
しっかりとロープで結び、レッカーで引き上げます。
安全第一。
柱一本一本も太くて凄いのですが…
圧巻はこの桁!
この太さで10m以上あるので、少し怖くもあります。
鉄骨の建て方の様です。
そして、本日のメインイベント。
この丸太の大黒柱!!!
一人だけ舞い上がっていると恥ずかしいので、必死にポーカーフェイスを装っておりましたが、この大黒柱がしっかりと納まった時には、
本当、
ジ〜ン、と来ました。
この大黒柱に、極太の梁が組み合わさって行きます。
そして、さらに、内部でボルトで梁通しを結び、引っ張り合います。
この↑穴から手と工具を入れて、大工が閉めているのが下の写真です。
金物に頼るだけでなく、フレーム通しは、この様な大きなホゾによって、頑丈に組み合わさります。
ホゾだけの大きさでも、幅12cm×厚み6cm×長さ15cmと、極太なので、まさに、がっちり、組み上げるという感じです。
これだけ頑丈に組むと、一階でよろび補正(垂直の修正)しただけで、二階ではもうがっちり動かず、よろびも合っています。
分銅が中央に来ているのが真っ直ぐ柱が立っていることを示します。
大工も喜んでる↑写真(笑)。
そして、棟が上がり…
無事上棟完了!!!
兎にも角にも、これだけの建物が、無事上棟出来たのは、もうそれだけで本当に良かった・良かった、やれやれ、です。
職人のみんな、城内現場監督、本当にお疲れさん、よく頑張ってくれた。
そして、この様な素晴らしい家を設計・施工できる喜びと、その機会を与えてくれたお施主様との素敵なご縁に、あらためて感謝・感謝なのであります。
有り難うございます。
さて、そのお施主様のご厚意により、構造見学会を開催させていただきます。
詳細はマクスのお知らせよりお申し込み下さいませ。
ティンバーフレーム工法の家:構造見学会のお知らせ
上棟風景は明日も続きます。
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