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ティンバーフレーム上棟風景4|富士市

本日もティンバーフレーム工法の家の上棟風景をご紹介させていただきます。

本日ご紹介するのは、昨日の続きというか、前段階というか、お施主様へのご報告を兼ねて、ちょっと番外編です。

昨日の下家の柱、
「風を受けた際に心配…」
とのことでして、
「後からより強固な接合方法をとるのは難しいですねぇ…」
何て話をしていると、最近の施主様は凄いですね、インターネットで私達の知らないのをバンバン探して来られます。

その取付をご紹介。

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独立基礎に正確に墨出しをし、
会社にある、一番長い振動ドリルで穴を空け(約30cm強)、

s-100115 (2).jpg

ケミカルアンカー(薬品の化学反応で固定)を二本入れ、

s-100115 (3).jpg

16ミリのボルトを叩き込みました。
もちろん、コンクリート打設時に埋め込むアンカーの方が強度は出ますが、打ち込む力加減からの感想では、この接合でも、かなりの引き抜きに耐える力は期待出来そうです。

s-100115 (4).jpg

専用ナットで繋ぎ、

s-100115 (5).jpg

桧の柱に横穴を開け、

s-100115 (6).jpg

同柱の根本に、先程の連結ナット用のを穴開け、

s-100115 (7).jpg

ボルト用の穴を開け…、

と、これが桧の年輪の固い所で刃が曲がって進んでしまうため、難しい〜の、何のって…。

s-100115 (8).jpg

何とか穴を空け、手探りで金物通しを連結し(柱の内部での作業なのでこれまた難しい)、引き寄せ、つまり引っ張ります。

横穴から専用のビットを差し込んで回すと、ボルトを引っ張るという凄い機能がこの金物には付いています。

s-100115 (9).jpg

大工も驚く程がっちり留まりました。

柱の表面にはこの黒丸が見えるだけです。
よく考えたもんだと感心しました。

ちなみに、木が黒っぽく汚れているように見えるのは、掘った部分に、金物の施工前にたっぷり防腐剤を染み込ませたためです。

後程の塗装工程で見えなくなります。

s-100115.jpg

この金物は本当は専用の機械で施工用の穴を掘るので、現場加工には向かないなと言うのが正直な感想です。
三本施工するのに、ほぼ一日がかりでした(慣れたから次はもっと早そうだけど)。

商品も工法も日々進化します。
まだまだ・もっともっとお勉強しないと大変です。


1/23(土)ティンバーフレーム工法の家:構造見学会のお知らせ


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