- 2010.01.07 木曜日
- 木の加工は刃物で削れば良いのですが、金属はそうはいかない。
当たり前ですね…。
強度や使用目的によっては、木だけでは当然対応しきれない場合も多く、その為に多種多様な建築金物が販売されておりますが、
ちょっと変わった事を考えると、もうそれは自分で作るしかないのです。
ギラギラ光っているのは、いわゆるドブ漬け、つまり亜鉛メッキが施されているからです。
全て設計図を書き、鍛冶屋に作ってもらった物を、亜鉛メッキし、上棟を待っている子供達のようなものです。
この子達が、間違いなく、「ぴたっ!」と納まるよう、何度も何度も図面を見返し、鍛冶屋に回します。
もしちょっとでも間違えていると…
木と違って削ったりくっつけたり出来ません。
溶接という手もありますが、さび止めのためのメッキなので、メッキ処理後は加工しては行けないのです。
もしちょっとでも間違えていると…
もしちょっとでも間違えていると…
もしちょっとでも間違えていると…
上棟の前は、このプレッシャーに寝付きが悪くなるのですが、手刻みしかなかった昔は、棟梁はみんなそうだったのだと思います。
だからこそ、無事の上棟は「ハレ」なのです。
↑自然素材を扱う工務店のブログが集まってます【日本ブログ村】 - 桧の家 住宅のお話し > 【三島市】パッシブソーラー | comments (0) | trackbacks (0)
Comments