
- 2007.08.07 火曜日
- ティンバーフレームの新築現場です。
映画とか遊びの感想を書いていると、社員に本当に遊んでいると思われてしまうので、ちゃんとお仕事のことを書きましょう。
(現場監督日記アップされました。現場監督の奮闘ぶりもご覧下さいませ。)
さて、本日は白蟻消毒のお話しです。
白蟻消毒は当初、「クロルフィリフォス」という薬剤が使われていました。
この薬は猛毒で、世界中でこの薬剤対する健康被害が出まして、使用禁止になり、日本でも数年前に禁止になりました。
でも、現在は安全な薬品が使われているか?
と言うと決してそうではないのが現状です。
居住者にも、白蟻消毒業者にも安全性が高いように、使用する薬品の濃度を年々規制によって薄めて来たのが現状です。
そしてまた、一部の人ではあるのかも知れませんが、現在でもシックハウスに悩まされている方がいらっしゃるのも事実です。
リフォームでは、保証の問題があり、この薬剤の問題は私も頭の痛い問題です。
新築に関しては、マクスでは基本的に薬剤処理をしておりません。
「永く安全に暮らせる」というメインテーマから外れてしまうからです。
ベタ基礎
+
耐久性が非常に高く、通風面積の多いステンレスのキソパッキン
+
乾燥した桧の土台
+
鋼製束(床を受ける材料)
+
メンテナンス
で、新築の場合は白蟻による被害を回避出来ると考えるからです。
でも、やっぱり白蟻は怖いです。
もし白蟻に土台が食べられてしまうと地震で家が潰れますからね。
そこで、人間には無害の白蟻の薬を使っています。

主成分はヒバオイルだそうです。
そうです、と言うのは曖昧な言い方ですが、作っているところを見ているわけではありませんので…。
でも、無色透明・無味無臭です。
上記の部分さえクリアしていればまず大丈夫だと思うので、念には念を入れて、と考えています。
どんなに良い家を造ったって、健康に暮らせない家なんて家じゃないですからね。
- ティンバーフレーム 建築現場より | comments (0) | trackbacks (0)
Comments