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パッシブソーラー【そよ風】 施工風景2

富士市の長期優良住宅先導モデルの家です。

国から200万円の補助金が貰えるこの先導モデルですが、躯体の耐久性を上げる、という意味でパッシブソーラーを搭載しています。

太陽の熱を床下に送ることで、家自体が暖かく住みよい環境になるのですが、床下に暖かい乾燥した空気を送ることで、床下が常に乾燥し、シロアリや腐りなどの被害を防ぐことが出来る、
だから躯体の耐久性が上がる、ということです。

昨日に引き続き、このパッシブソーラーの施工風景をご紹介いたします。
本日のご紹介する部分は、現場監督ブログで勝亦監督も書いておりますので、そちらと合わせてご覧下さいませ。

パッシブソーラーと言えば、やはり横綱はOMソーラーでしょう。
全国に既に2万棟以上の実績があるそうです。

対してこの「そよ風」システムは、基本原理はほとんどOMソーラーと同じですが、昨日ご紹介したとおり、夏期に熱を家に入れずに直接排気(排熱)する所に大きな特徴がある点をご紹介しました。

排気をしながら室内を循環、といった運転も出来るのが最大の特徴なのですが、これはちょっと言葉ではご説明しにくいので、そよ風のご紹介ページのイラストでご覧下さい。

で、もう一つの特徴を本日はご紹介します。

s-091216 (1).jpg

最終的には隠れてしまいますが、この採熱板という部分です。

s-091216 (1).jpg

下の写真のように、

s-091216 (4).jpg

軒先から入った空気が、

s-091216 (2).jpg

この様に、
ぐるぐる渦を巻きながら、
蛇じゃんけんのように蛇行しながら、
屋根からの熱を得て、暖かい空気を床下に送ります。

この採熱板を設置するによって、屋根に集熱用の強化ガラスを載せる必要がないため、割れたり汚れたりといった問題が解消します。

ただし、ガラスの方が若干集熱効果が高いのも事実です。


最良の結果を得るためには、最良の施工をしなければならないのは言うまでもありません。

一番問題となるのは、軒先から入って集熱チャンバーまでちゃんと空気の流れが出来ること。

途中の密閉状態が悪いと、軒先から空気を吸わずに、チャンバーのすぐ近くで空気を吸ってしまうので、その様なことが無いように、

s-091216 (3).jpg

現場監督自ら要箇所をシーリング中です。


s-091216 (5).jpg

こうして屋根が葺かれました。

s-091216 (6).jpg

まだ完成前の写真ですが、屋根面での夏期の排熱部分はこの様になっております。

ここから、屋根北面の空気も排出されるようになっていますので、夏期には屋根からお熱の伝わりを大幅に軽減します。


そして、

s-091216.jpg

肝心の室内の採り入れ部分はこちらですが、ここからはまた改めてご紹介しさせていただこうと思います。


次世代パッシブソーラーそよ風については、左のカテゴリーの、
桧の家 住宅のお話しそよ風の家
もご覧いただけると、施工から完成までがご覧になれます。


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