- 2009.11.05 木曜日
- 沼津市の新築住宅工事現場。
【丸太柱の家】です。
現場監督の宮川が、この↓丸太のことを現場監督日記でアップしておりますので是非ご覧下さい。
さて、このお宅の屋根のお話しをするのを忘れておりました。
この現場の、遮熱の工夫によって屋根からの熱を室内に入れないようにするお話しを、前回中途半端に書きましたが、熱を伝えない用にするもう一つの工夫…。
それがこれ↑。
分かりにくいので、中央の棟、つまり一番高い部分をアップしてみますと、
穴が開いているのが分かります。
勿論雨が入らないように専用に作られた物で、通気棟と言います。
外壁が、「通気工法」と言って、主にサイディングなどの外壁の仕上げ材の裏側を空気が通り抜けられるようにする工法が一般的となりました。
最近では塗り壁の場合でも通気工法が推奨されています。
先週まで書いてきた長期優良住宅では、外壁だけでなく屋根も通気工法となります。
写真から何となくイメージできると思いますが、暑い空気は軽くなって上昇する性質を利用して、あの穴から暑い空気がドンドン排出されます。
同時に湿気も排出されるので、耐久性も良くなります。
これからのスタンダードになって行くものと思われます。
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