- 2009.05.26 火曜日
- 保育園と違って早く帰ってる小学生の長男は、会社に帰ってくると一瞬で宿題を終わらせ(ひらがな1文字を10個書くだけですから…)、後は暇をもてあまして邪魔なだけです。
毎回「静かに塗り絵でもしてろ」では流石に可哀想なので、マクスでも協賛させていただいている『NPO法人 ふじ山森の会』の作業所:みんなの広場に視察に行ってきました。
この広場は、間伐材を引き上げてきてストックする森の会の場所で、ここでさらにチェーンソーで切ったり斧で割って、薪ストーブの薪を作ります。
眠そうに写っている長男の横の機械は薪割りマシーンです。
薪ストーブはまさにアリとキリギリスで、今から薪を用意しておけば、薪が乾き、冬に快適な薪ストーブライフをおくることが出来ます。
薪は、何より乾いていることが重要。
乾いていない薪は、燃えにくいばかりかタール分がストーブと煙突内に蓄積して、掃除を大変にし、寿命を縮め、煙道火災の危険性も生みます。
来月はマクスの薪ストーブの会で薪作りです。
さて、薪ストーブネタをもう一つ。
「煙突付近で雨漏りらしき音がする」
とのご相談を受け、見に行った時のお話しです。
マクスの施工でなかったため、とりあえず見ないと分からない。
で、高所恐怖症の篠原部長にハシゴを持ってもらい、私は屋根の上へ…
この煙突の方式は、「煙突囲い」と呼ばれます。
方式という程大げさではなく、普通見かけるステンレスの丸い煙突(↓我が家)の回りに、
囲いを作ってあるだけです。
デザイン的なものと言って良いでしょう。
仕上げもサイディングだったりレンガだったり石だったりしますが、囲いなので、実際にこの四角のまま下まで穴が開いているわけではありません。
それが暖炉との違い。
だからサンタさんもここからはそのままでは入れないわけです。
(↓なので、魔法で細くなって入ってきます(昨年のクリスマスより))
さて、肝心の雨漏りの方ですが、
・室内側に染みが無い
・その後の雨で気になる音がしない
・目視で雨がさしそうな所がない
ことから、風でまきあがった雨粒が煙突から入っただけと判断しました。
しかし、折角ここまで登ってきたので、ちょこっと補修を。
この様に、サイディングの版間のコーキングが劣化してしまっています。
本来の補修法は、カッターナイフでキレイに劣化したコーキングを全て取り去り、プライマーを塗り、コーキングを打ち直す、が正解ですが、それをするにはやっぱり足場も欲しいので、外壁の塗装時にやることにして、今回は簡易的に(その場凌ぎ的ですが)コーキングの増し打ち。
とりあえずこれで、外壁メンテナンス時までは十分しのげるでしょう。
もちろんこれだけで、
「はぃ、点検・補修費ウン万円です!」
とか請求したら詐欺的リフォームなので、そんなことはしません(笑)。
費用は「スマイル」で結構です。
でも、お客様には
「タダ程高いものはないですよね…(ニヤリ)」
ともお伝えしました。
↑自然素材を扱う工務店のブログが集まってます【日本ブログ村】 - リフォームのお話 > 薪ストーブのお話 | comments (2) | trackbacks (0)
Comments
見守っている割には、
「怖ぇ〜っ」
って言っても笑ってました…。