- 2009.05.11 月曜日
- 昨日はいきなり夏でしたね。
ビックリしました。
で、そんな初夏の一日、富士山の麓丸火公園で開催された、NPO法人「ふじ山森の会」主催のイベントに、お客様のご家族と一緒に参加してきました。
この会は以前もご紹介しましたが、
【処分に困っている間伐材を、薪として有効利用】
↓
【灰を富士山に肥料として返す】
↓
【間伐も進み、森も手が入り元気になる】
というサイクルが狙いのエコな会です。
マクスでも賛助会員として参加させてもらっています。
間伐材は、光合成によって大量の二酸化炭素を吸収・同化しますが、これを二酸化炭素の貯金箱と思っていただくと、薪ストーブに利用することは、貯めてある二酸化炭素を使うだけで、石油資源の燃焼と違い、新たに二酸化炭素を排出することとは違います(カーボンニュートラルと言います)。
また、間伐材は、仮に放置されても、腐って行く段階で微生物の呼吸で二酸化炭素を同じだけ出しますし、間伐によって残った木の光合成を促進するので、薪ストーブは地球にとってエコなんですね。
と、こんなに陽気が良くなってきてから薪ストーブのお話しをしても…と思いますので、早速イベントの様子をご報告。
富士自然観察の会山田会長さんが、公園内を散策しながら様々な植物の話を面白可笑しくお話しして下さいました。
写真はマムシソウ。
花の形が鎌首を持ち上げたマムシの姿に似ているから、あるいは茎の模様がマムシに似ている事からそう呼ばれるそうです。
あった、あった!
次男も発見。
このマムシソウ。
ポットのような花の中に小さな虫を誘い入れ、体中に花粉を付けて、次の花に運んでもらうそうです。
名前は怖いですが、食虫植物ではなく、脱出出来なくなった虫用に、花の根元に小さな脱出用の穴まで用意してあるという親切設計!
そんな事を教わりながら、
花を開いてみると…
中はこんな具合。
虫は入っていませんでした。
この部分が秋になると、赤いイチゴのようなトウモロコシのような実になるんですね。
こういう自然の中での体験は貴重な理科の勉強です。
まだまだ勉強ネタは沢山。
こちらはアリジゴク。
こんな小さな穴が沢山。
そぉっと穴ごとすくって…
道路にまくと、アリジゴクが死んだふりをして見つかります。
(すみません、写真撮り忘れました)
長男は、「おしっこ…」と言いだし、ここでちょっと失礼。
え〜ぃ、と言いながら、かけちゃうのです。
かけながら、
「アリジゴクに地獄を見せるぅ」
…こいつ、こういう言葉何処で覚えてくるのでしょうか…。
アリジゴクさんごめんなさい。
肝心の薪割り体験。
薪ストーブはやはり薪の確保が大変。
でも、こういう会に入会すれば、薪は確保出来るし、自然にふれあう事も出来るし、地球にもエコ。
皆さんもいかがですか?
↑自然素材を扱う工務店のブログが集まってます【日本ブログ村】 - リフォームのお話 > 薪ストーブのお話 | comments (2) | trackbacks (0)
Comments
こちらこそありがとうございました。
とても楽しかったです。
NPOのこの会の趣旨から考えると、あまり厳密にルール先行と言うよりも、会のメンバーみんなで、考え、運営して行く、と言うのが良いんでしょうね。
もちろん、安全第一で。
私も微力ながらお手伝いさせて頂きます。
まずは、お疲れ様でございました〜。
昨日は最後までご参加いただきありがとうございました!
私たちスタッフにとっても、
いろんな意味でアツイ1日でしたが、
みなさんの…とくに子供たちにとって記憶に残る1日であってくれれば最高です♪
至らない点も多く、参加してくださった方には、
本当に『楽しんでもらえてるか?』不安でしたが、
社長がブログに書かれてるように
「自然の中での体験は貴重な理科の勉強です」
この言葉は、本当に私たちも大きく頷きました。
これからも昨日の反省点を踏まえて、
活動をしてゆきますので、
今後ともよろしくお願いしますm(_ _)m