- 2008.11.27 木曜日
- 前回に引き続き、リフォームで薪ストーブを付けるお話しです。
薪ストーブに関する危険性や薪ストーブの種類などに関しては、オールアバウトに記した私のコラムをご覧下されば幸いです。
さて、昨日は煙突工事を行いました。
煙突は何のためにあるか?
薪を燃した煙を排出するためと、サンタさんが入ってくるためですね。
サンタさんはおいといて、煙ですが、煙は、とにかく高い所へ上る性質があるのはご存じの通りです。
暖かい空気が軽くなって上昇するためです。
なので、煙突は真っ直ぐ上に伸ばすのが基本。
横引きは苦手です。
特に、薪に火を付ける際、煙が沢山出るにもかかわらず、まだ煙突内も暖まっていないので、その煙が冷やされるために、煙突内に上昇気流が起きにくく、下手をすると、家の中が煙りだらけ…なんて事も。
最近では、火災報知器の設置が義務付けられているので、煙探知式の報知器はすぐに鳴ってしまいます。
ですが、リフォームの場合は、なかなか真っ直ぐに抜く事が難しく、今回の場合も、自宅ではあるのですが、屋根に、硬質ウレタンの断熱を施し、二重通気にしてあるため、ここを抜きたくなかったので、天窓部分の壁を利用して、壁貫通方式としました。
壁を貫通する際は、壁から火事にならない様に、『めがね石』を設置します。
高所作業で、眼鏡石を設置する際に、カメラを忘れて、写真を取り損ねました。
すみません。
要は四角い石(発泡体のパーライト)に煙突貫通部分の穴を開けたものです。
で、こんな具合に煙突が付きました。
(煙突最下部の「受け部分」は設置スペースが取れなかったため現場製作)
何かウキウキします。
次回は、内部の煙突と、(多分)薪が燃えてる写真をアップします。
お楽しみに。
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Comments
本当に懐かしいですね。
またご一緒したいですね。
あ、でも私飛行機も船も苦手なんで…。
季凛様
北海道時代の先輩曰く、
薪ストーブを付ける時に家中煙だらけになるのなんて、昔は当たり前だったよ、
との事でした。
その意味では、最近では生活に大らかさが無くなってしまったのかも知れませんね〜…。
でも、最近、ようやく薪ストーブの扱いになれてきました。
暖かくて、重宝しています。
思い出したよ。
製作の途中だが、すでに気持ちはあったかそうだね。
こちらは、ヨットの大改造中なんです。
ストーブを船内暖房に使えないかねえ。
無理は承知ですよ。