

- 2008.07.04 金曜日
- はぃ、長々と付き合って頂いてありがとうございました。
本日は住宅と保証三回シリーズの最終回でございます。
と、その前に…
私のブログは、専務時代から始めたので、始めてかれこれ二年になります。
当時、
「インターネットに日記なんか書いて誰が見るんだ??」
と思いながら書いていましたが、今ではお陰様で「見てるよ」という声を頂くようになり、一日100件以上のアクセスがあるようになりました。
(工務店のブログとしては、コンスタントに200件のアクセスを目指さなくてはいけないそうですが…)
けっこう勝手に書かせて頂いておりますが、ブログというのは、反論が反論を呼び、「炎上」という荒れた状態になることもあるそうです。
お陰様でそんなこともなく、平穏に書かせて頂いているわけですが、それもこれも、私の行き過ぎや誤解を招く表現を優しく(私にとっては厳しく感じますが)戒めて下さる、元上司や先輩諸氏がいて下さるお陰なのであります。
(アリガタヤ アリガタヤ〜)
で、先日同窓会に出た際に、ブログを書いていることを恩師にお伝えしたところ、早速有り難〜〜いメールを頂きました。
ご本人の許可無く一部抜粋…
〜と言う物で → というもので
※ 形式名詞の「こと」「もの」は、「事」「物」と
漢字で書いてはいけない。
「平仮名」で書く「ということ」。
(「いう」も同様に考える。)
…そ、そぅなのね。
ブログは恐ろしいです。無知を世間に喧伝してしまいます。
以後気を付けます。
”ということで”、
本題に戻ります。
大手と小さな工務店の差は何?
と考えると、一番は「信用力」でしょう。
ブランド力、と言っても良いかも知れません。
大手に負けない良い家を造ろう!
そういう気持ちは強くありますが、だからって「大手の家なんて…」何て批判するのは卑怯者のやること(と思います)。
でも、
「最後までちゃんと工事やってくれる?」
「何かあった時にちゃんと保証してくれる?」
そういった家を建てようとする人にとって必ず持つ不安に、
「大丈夫です。地元で長くやってますから逃げも隠れも致しません。」
だけじゃ、やっぱり大手の信用力には勝てない…。
実際、建設会社はバタバタ潰れているし(ま、大手も潰れてるんですけど)、
「うちは大丈夫!」
という言葉に一生の問題を預けるてしまうのも、博打のようだと言えばその通りかも知れません。
そこで、この度「完成保証」というものに登録致しました。
もし、万が一、建設途中で会社が倒産した場合、のこりを第三者が引き継いでくれる、という制度です。
正直、
「そんな人を馬鹿にした制度あるかっ!途中で逃げたりするかぃ!」
と言いたい気持ちはありますが、それはやはりこちらの理屈です。
この完成保証、実は加盟するのが大変です。
考えてみれば当たり前ですが、上記の第三者は大きなリスクを背負わされるわけですから。
ですので、過去三期分にわたって経理内容が厳しく審査されます。
簡単に言うと、債務超過だったり赤字を連続して出したりしてると登録を認めてくれません。
三回にわたって書いてきた保証は、いわば保険ですから、安心を買うという意味で、お金がかかります。
建材が高騰している中で、新たなコスト増になってしまいます。
なので、登録が出来る会社だ、ということで一つの基準として判断して頂き、あとは保証を使うかどうかはお客様の任意とさせて頂くつもりです。
どうせお金を使うなら、耐久性やメンテナンス性が上がる方に使って頂きたいですものね。
というわけで、新たに始める保証について、三回にわたって書かせて頂きました。
とっくにやっている会社も多いので、今更…、と言われてしまうかも知れませんが。
長々とお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。
詳細は「お知らせ」等で後日ご紹介させて頂きます。
それにしても、本日のブログは書くのが疲れた…。
T先生、ありがとぉ〜!!(涙)
- 桧の家 住宅のお話し | comments (0) | trackbacks (0)
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