- 2008.03.13 木曜日
- 本日は、午後から病院に説明を聞きに行ってきました。
そこで説明を受けたのは、な、なんとカンガルーケア!
一般の方には馴染みのない言葉だと思いますが、カンガルーケアと言うのは、元々南米などの途上国で、未熟児が生まれた場合、NICU(新生児集中治療室)や専用の保育器などの絶対数の不足を補うために、お母さんの肌で直接抱いて貰う方法だそうです。
途上国では、この方法で、未熟児の生残率が大きく伸びたと言うことで、先進国でも広がっている方法とのこと。
また、先進国では逆に、生後すぐに保育器に隔離されてしまう為、母子関係の形成に役立てよう、という意味もあるそうです。
530gで生まれた娘は、大きくなったとは言え、まだたった1,500g。
まだまだ保育器は出られないのですが、面会時間に一時的に保育器から出し、母親が地肌で直接抱っこ出来る、と言うのがカンガルーケアです。
赤ちゃんの精神が安定する・寝付きが良くなる・成長が良くなる・病気に強くなる等々…、まだ実証はできていないのですが、と言う先生の説明を聞きながら、始まる前から泣き出す家内。
で、ついに!
まだ口にチューブを付けているので、始めて見る方には痛々しいと思い、イラストですが、この様に親子カンガルーになっています。
家内は母乳を出そうと胸が張ってくるとのこと。
赤ちゃんは暴れていたのに直ちに爆睡。
やはり、効果有りです。
ここ順天堂病院では、カンガルーケアは二人目の例とのこと。
そこで私は「!」と来ました。
「俺がオヤジカンガルーの第一号になってやる〜っ!!」
最近運動不足で適度に弾力のある私の胸とお腹は、きっと気持ちが良いに違いない!
今日から念入りに体を洗おう、と思った一日でした。
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Comments
ちなみに、カンガルーってバックが出来ないんですって。
オーストラリア海軍のマークは、確か、小型カンガルーのワラビー。
オーストラリアのラグビーのナショナルチームはワラビーズと言いますよね。
共に前進あるのみ!から取ったんでしょう。
私もオヤジカンガルーを目指して前進あるのみ!
抱っこしてもらえるくらいにまでなって、何より。
兎にも角にも、元気に大きくなってください。
かあちゃんの心音をずっときいていたから
とうちゃんカンガルーはどーかな(笑)
ともあれ、
だっこおめでとうございます。
がんばれ、とうちゃん!かあちゃん!