- 2007.12.28 金曜日
- 「お知らせ」欄にも書かせて頂きましたが、マクスの通常営業は本日で終了でございます。
明日は大掃除をして午前中で終わりです。
一年間、地域の皆様に支えられ、お陰様で良い年を迎える事が出来ました。
本当に有り難うございました。
来年も、一人でも多くのお客様に喜んで頂ける仕事が出来るよう、社員・大工・協力業者一同、頑張って参りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。
本ブログも、来年の仕事始めまで、お休みとさせて頂きます。
拙い文章を読んで頂き、感謝・感謝でございます。
そして、本年最後のブログに、私事で恐縮でございますが、多くのお客様を始め、友人、取引関係の方々より、家内の心配・励ましのお言葉を頂きましたので、近況をご報告させて頂きます。
11月末より、切迫流産とのことで、お休みを頂き、入院をさせて頂いておりましたが、お腹の張り・出血・羊水の減少などが続き、大事を取って、一昨日、順天堂病院に転院となりました。
順天堂は、一昨年、やはり救急車で運ばれた末、三人目となる娘を亡くしてしまった病院という事もありまして、正直、つらいものでもありました。
しかし、高度医療が受けられるのも事実で、子供のために、と急遽転院を決めたのですが、病院について検査を受けると、
・羊水が少ないのは既に破水していると考えられる事
・お腹の張りも定期的になっており、薬で抑える限界を超えている事
・放置すると胎児への病気の感染が心配される事
をふまえて、即帝王切開の手術、と言う事になりました。
胎児はまだ22週。
予定よりも三ヶ月半も早い出産となります。
現在の未熟児医療はかなり進んでいるとは言え、やはりかなりのハイリスクなのは言うまでもありません。
つらい決断ではありました。
しかし、男の私としては、医師の判断を尊重し、家内を励ます事しかできません。
もう、ただただ祈るだけでした。
そして、一昨日の夕方、無事手術は終了。
我が子の娘は僅か530gという、超低体重児として生を受けました。
まだまだ発育途上で母体から出てしまったため、生きられる可能性自体も、半々よりやや高い程度、そして、無事生きられたとして、網膜・脳・肺・心臓・腸・血液・脊髄等々、命が助かったとしても、様々な障害が出る事も十分考えられる点を医師に説明を受けた上で、新生児センターの集中治療室に入りました。
保育器の中に見る我が子は、本当に小さく、生きているのが不思議なくらいと言っても過言ではありませんでした。
しかし、人工呼吸器を設置されながらも、必死に心臓と肺を動かし、『生きる』と言う事を精一杯やっているのが、ひしひしと伝わってきました。
何もしてあげられない自分に、どうしても涙が出そうになりましたが、泣かなかったのは、「お前が泣いてどうする」という思いだけでした。
先生からは、まずは、最初の三日間が一番初めの山だ、と言われました。
そして昨日、昇る朝日を見て、病院から緊急の電話がかかってこなかった事に感謝すると共に、娘にとって、一日一日が必死で生きるまさにその日であって、無事朝を迎えられると言う事は、何より有り難い事なのだと思いました。
娘が、どうか無事に、また次の朝を迎えられるようにとの願いを込めて、朝望(あさみ)と名付けました。
昨日も病院に行って来ましたが、やはり朝望は頑張って生きようとしていました。
父親として、応援する事しかできませんが、全力で応援したいと思います。
頑張ります!!
長文になりましたが、お見舞い・ご心配をおかけした皆様への報告の意味もふまえ、書かせて頂きました。
これを読んだ皆様、ほんの少しのお時間で構いません。
我が子、朝望の為に、頑張れ、と応援して頂ければと思います。
それでは、皆様、良いお年をお迎え下さいませ。
有り難うございました。
↑ 頑張ろう・低体重出生児のお父さんお母さん! 仲間のブログを読んで元気になろう! - 低体重出生児・未熟児医療 | comments (3) | trackbacks (0)
Comments
陽子ちゃんによろしくね。
「母はつよし!」だよね!
新しいお嬢ちゃまとの素敵な新年お迎えください。
生きると頑張る事はこの世に生を受けた使命ですね。
そんなあたりまえの事も忘れそうになっていました。
是非、お嬢ちゃまとの次のストーリー考えて
保育器の中で生きようとしてるお嬢ちゃまに
どんどん喋ってあげてください。
次なる2:3家族ストーリー
来年のブログを楽しみにしてますネ♪
今年も一年ありがとうございました。
フレーフレー、陽子!
フレーフレー、野郎三人衆!
何の因果か、俺の誕生日と一日違い。これも、父ちゃん同士の長い付き合いか、それとも・・・。
朝の来ない夜は無い。皆がそれを望む。
それを叶えよ、朝望!