- 2012.05.18 金曜日
- 昨日に引き続きシロアリの話題を。
リフォーム工事中、現場監督の城内と社員大工の丸山が卒倒しかけたそうです。
出たーっ!
(嫌いな方、えげつない映像ですみません)
私たちはリフォーム工事でシロアリさんとのご対面は珍しくないのですが、お客様が実際に蠢く白蟻たちと遭遇するのはちょっと衝撃ですので、アリ自体は直ちに見えない様に措置したそうです。
そんな我々には見慣れたシロアリですが、今回ばかりは私たちも始めてみました。
開口したところの中央、よーく見て下さい。
わっ、凄い!
空中蟻道です。
シロアリは、乾燥に弱いので、蟻道(ぎどう)というトンネルを自ら作って巣と餌場を移動します。
その蟻道が、まるで鍾乳石の様に空中に伸びています。
何という気合いの入った白蟻たちなのでしょう…。
ちなみに、最近はベタ基礎が主流なので、シロアリは建物の外部からの進入が増え、基礎の立ち上がりにこの蟻道が出来ていないかをチェックするのは非常に有効な防衛手段です。
(ベタ基礎内部でも配管貫通部やコンクリ打継部等からの進入もあるので正確な施工が大前提)
リフォームの際には、シロアリに被害に遭った部位をしばしば発見します。
今回の様に現に生きている場合は、殺虫剤での駆除がどうしても必要になります。
ですが、大抵は食べ終わった跡だけで、既にシロアリは居ないので、直ちにその部分を撤去、補強、予防を行います。
その際には、農薬である殺虫剤は、とても不快な匂いがしますし、シックハウスの原因にもなりますので、マクスでは、人間には害が無く(がぶ飲みすれば別ですが)、全く匂いがしない、ホウ酸の防蟻防腐剤:エコボロンPROを使用しています。
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