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建築とエネルギーを考えよう 5

連休を挟んで間があいてしまいましたが、本日は、先月にシリーズで書かせていただいた、住宅とエネルギーについてです。
真面目に考えてみよようシリーズの5回目です。

もし、家庭でのエネルギーを削減しようと思ったら、一番エネルギーを消費する、
家電・給湯・暖房の三つを複合的に考えないと大きな削減が難しい。
総合的に見直してゆかないと、抜本的な解決策にならない。

そこで、【給湯】と【家電】について考えてきました。
残るは【暖房】
そう、暖房は暮らし方ではなく、建築で何とか出来る部分。
だから、何とかしよう、というお話しになって行きます。


長期優良住宅の普及に伴い、次世代基準の断熱性能、つまり高断熱高気密住宅は、今や当たり前になりつつあります。

次世代基準、といいつつ、この基準が決まってもう10年ですから、次の基準が出るのは時間の問題、現在の次世代基準は最低基準として義務化される日も近いという話です。

長期優良住宅は書類主義・形式主義で、長期優良住宅イコール長持ちする良い家、と決して言い切れない部分、かえって首をかしげてしまう部分もあるのですが、補助金や税制優遇など、お客様のメリットを考えると、やはり無視出来ない制度です。

「静岡では、断熱なんてあまりやりすぎると子供がヤワに育つ…」
こんなのは、もう時代錯誤のオカルトです。

断熱性を高くすると、冷暖房の効率がグッと上がり、効きが早くなります。
つまり、スイッチオンで直ぐに暖かく、涼しくなるようになります。

ただし、住宅の蓄熱性能が上がるので、夏場のオーバーヒートの問題が出てきます。
これは、話が難しくなるので、また別の機会にご紹介いたします。


断熱性能を上げる→【高性能の断熱材を選択する】、【断熱材を厚く施工する】

この二つ(出来れば両方)によって、住宅の断熱性能は上がります。

断熱性能が高い=熱が逃げない

ですから、住宅を一つの箱と考えると、壁四面+屋根+床の六面からの熱の逃げをいかに少なくするかが重要です。
六面から逃げる熱を減らそうと断熱材を増して行くと、最終的にはどこから熱が一番逃げるか?

そう、窓から熱が逃げます。
最近の主流である、ペアガラスのアルミサッシは、室内側の枠を樹脂にして熱を伝えにくくしています。

窓の面積は、前述の六面体全体の1割程度ですが、住宅全体から逃げる熱量の三割以上が窓から逃げているのが計算をすると分かります。

s-120509.jpg

ちなみに、上の写真は、リクシルの断熱内窓ですが、住宅エコポイントで、既存サッシに内窓を付けるだけでポイントが貰える、というのは、それだけ窓の性能を上げると省エネに繋がる、ということを示しています。

では、イメージで語らず、具体的に、数字で、どれくらい?

明日に続きます。


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