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建築とエネルギーを考えよう 3

中一日、日記を挟んでしまいましたが、前回のブログの続きです。
住宅とエネルギーの事、本日も真面目に考えてみましょう。

前回、実際に暮らしてみたデータに基づき、その都市での平均と比べてどのくらいのエネルギーで生活しているのかを検証しました。

本日は、「そもそも、家庭のエネルギーって?」というところを見てみましょう。

s-120417 (1).jpg

グラフは、国土交通省監修の「自立循環型住宅への設計ガイドライン」から抜粋しました。
横軸は北から南への都市別になっています。
縦軸が前回も出てきましたが、住宅における年間一時エネルギー消費量(単位:ギガジュール)です。

グラフの一番上の黒が照明他家電、薄いグレーが給湯、赤が暖房用のエネルギーです。

グラフ一番左の札幌はさすがに寒いので、半分以上が暖房エネルギーです。
私も住んでいましたが、ほぼ全ての家がFF式の灯油ストーブ。
他都市とこれだけ差があるので、公務員には「寒冷地手当」というものがあります(多分今もあると思うんですが…)。

反対に、一番右の沖縄では暖房エネルギーはほとんど使われていませんね。

照明他家電と給湯の間にあるのが調理。
これを見ると、調理って他のエネルギーに比べて格段に小さく、これを見ると、光熱費面で、
ガスコンロ vs IHクッキングヒーターの議論をするのはあまり意味がないことが分かります。

もっと少ないのが冷房用のエネルギー(薄グレーの給湯と赤の暖房費の間の白)です。
エアコンを暖房として使う場合は赤に入っています。

エアコンは、ヒートポンプと言いまして、電気を熱エネルギーに変えるのではなく、ガスを圧縮・膨張させるポンプを動かすことにエネルギーを用います。
つまり、ポンプを動かして熱をくみ出す役割をするのでヒートポンプです。

冬は、室内25℃、外気5℃の場合、温度差は20℃、ポンプで熱を汲み出すのが大変です。
でも夏は、室内25℃、外気35℃でも、温度差は10℃、ポンプの負荷は半分です。

この様に、エアコンは暖房の方が圧倒的にエネルギーを消費します。


グラフから考察すると、もし、家庭でのエネルギーを削減しようと思ったら、一番エネルギーを消費する、家電・給湯・暖房の三つを複合的に考えないと大きな削減が難しということが分かりますね。

【給湯】は、太陽熱温水器が効果的そうですね。
お風呂のシャワーも、より少ない油量で心地良さが得られる、節水型のシャワーヘッドが出まわっていますので、そういった物に交換すると、費用対効果が抜群です。


【家電】はどうでしょう?
長くなったので、明日に続きます。


自然室温で暮らせる家 びおハウス | comments (0) | trackbacks (0)

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