- 2012.03.23 金曜日
- 本日は娘が一年間お世話になった療育センターの卒園式に行って来ました。
娘は学年でいうとまだ年少で、四月から普通保育園に転園するため、卒園ではなく退園です。
でも、卒園児と一緒に、紙吹雪の中をアーチを通って見送ってもらい、とっても感動的でした。
500gの超低体重で生まれ、生死の間を彷徨った娘が、よくぞここまで元気になってくれたと、ただただ感謝です。
一年間の療育センターを通し、娘の成長を見守りながらも、子供を通して勉強させられたのは私の方でした。
園には娘と同じように生まれて目や四肢が不自由な子供さんもいれば、様々な心身の発達障害の子供さん、病気の子供さんが通っています。
「普通」という大人の価値観から見ると、みんな普通ではないのかもしれない。
でも、みんな同じである必要なんて全くない。
背が小さい、顔が丸い、足が速い、これはみんな個性。
成長のスピードはみんな違っていて、体力や運動神経や知能や集中力…、これも、みーんな個性。
子供達に「普通」なんて概念はなく、大人が「普通」と違うと悩んだり「普通」になりたいと願ったりしているだけなのかもしれない。
園での一年間、私はそんな事を多くの子供達から教わりました。
センター長の最後の挨拶に、とても心打たれました。
「これからも、色々大変な事が事があると思います。
もし、
自信を無くして、
くじけそうになったら、
どうしましょう?
そう、アンパンマンが言ってますよね。
いい事だけ、いい事だけ、
考えましょう!」
写真は、くじけているわけではありません。
記念写真を撮ろうとして友達とふざけています。
入園時は、友達と関わりを持つ事は全く出来ませんでした。
これも一つの成長です。
他の人よりペースは凄くゆっくりですが、少しずつ、少しずつ、成長していってくれればと思います。
それが娘の個性ですから。
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Comments
ありがとうございます!!
明るく楽しく元気よく
どんなことにもあてはまるんだぁ
とつくづく感じます。
気持ちの持ち方次第で人生は大きく違ってきますね!!
有り難うございます。
これから、入園・卒園・そしてまた入学と卒業を繰り返し…、
成人式・結婚式…、
きっとその度に「あんな小さかった子が…」って、
うっ、うっ、え〜〜ん、泣きまくりっすよ。
どーしよっ。
ひとつ、区切りを迎えたということですね
紙吹雪のなかで
とても嬉しそうです。
W鈴木さん(ご夫婦)がうるうるしているのが
目に浮かびます
良いことだけを見つめるのは
なかなか大変なのですが
だめなこと、悪いとこだけを見つめるのは
不幸です
明るく楽しく元気よく
これは、今、会社の中で使ってるフレーズですが
やっぱりそういう心構えが大事なんだよね
うんうん。