- 2012.02.28 火曜日
- はぁ〜〜〜っ、
鵜っ!
ということで、鵜飼いで有名な長良川畔の川原町まで行ってきました。
マクスが加盟する勉強会、町の工務店ネットのお勉強会です。
早速出張報告の「ミニ建物探訪」です。
ここは岐阜市湊町。
斎藤道三・織田信長の頃から、湊町・玉井町・元浜町付近は中川原と呼ばれ、商業の拠点として繁盛していたそうです。
道三が城下町としてつくったこの近辺は、長良川を中継地点に美濃紙・木材・お茶・関の刃物など、全国にひろめる要所として栄えました。
それらを扱う問屋・商家が軒を連ねていた当時を偲ばせる格子造りが残る、風情ある町並みです。
(う〜ん、悔しいですが昨日の由比の東海道の町並みよりやっぱり美しい…)
これは↓珍しいですね。
軒屋根に設けられた屋根神様(写真中央)は町内を火事から守る「秋葉さま」です。
秋葉様は、静岡では馴染みが薄いですが、全国にある火除けの神・火伏せの神、秋葉神社の事で、愛知や岐阜に多いようですね。
さて、この町並み、実はそう長くなく、5分も歩くと終わります。
終点には某ハウスメーカーの軒のない四角いおうちが…。
この辺の建築協定がどうなっているのか知りませんが、ハウスメーカーなので違法建築ではあり得ないでしょう。
ただ、写真こそ載せませんが、
「水戸黄門が次の旅に出るシーンで電線が映り込んでしまった!」
というくらいの違和感がありました。
建物は住む人の財産であると同時に、周辺の町並み全体のものでもあるという事を強く思い知らされるのでした。
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