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リフォーム用便器とは

昨日の続きで、事務所二階の、断熱・耐震・LED・自然素材リフォームです。

現在トイレのリフォーム工事中です。

s-120223 (2).jpg

上の写真で左が大便器、右が小便期だった場所で、大便器は最新の節水型トイレに交換、小便器は撤去して手洗いを新しく作ります。

床を剥がしてあるのは、配管をやり直しているためです。

手洗いは分かるにしても、同じ場所に便器を入れ替えるのに何故配管を直さなければならないのか?
その答えが下の図です。

s-120223 (4).jpg

左が従来のタイプで「洗い落とし式」。
タンクにたまった水を一気に落とす勢いで洗います。
だから洗い流し式。

しかし、最近はこの洗浄方式の便器は無く、右のサイフォン式排水に変わっています。
サイフォンの原理を利用して、吸い込んで流すもので、最新のトイレでは、「大」でも6リットル〜少ないものでは4リットルの水で流すので、10〜20年前の従来の便器(大:16リットル)に比べ半分〜1/3の水で流せるくらい節水になっています。

で、この洗浄方式の違いにより、排水位置が違うのですね。
つまり、リフォームの際には、排水位置を、前方から、後方の壁際に移動する必要があります。

ところが!

s-120223 (1).jpg

上の写真で、黄色が元の排水位置、青が今回移動したかった位置。
しかし、移動したい場所に、「火打ち」という斜めの梁が入っていて、この火打ち梁を切りたくないので排水が移動出来ません。

そんな時活躍するのが、リフォーム用便器です。

s-120223 (5).jpg

こんな排水アダプターをセットし、排水位置を変えずに、洗い落とし式からサイフォン式便器にすることが出来ます。
 (先ほどの写真で、排水位置が既存(黄)より「前」なのはリフォーム便器に対応させるため
  アジャスターでも若干合わなかったので)
もちろん、排水が複雑になる分、大量の紙や流せるお掃除シートなどは要注意です。
「詰まり」のリスクは多少高いのです。


さて、リフォームの時はこの様に解体してから「さぁ困った」という場面にしばしば直面します。

今回は急遽便器をリフォーム用に変えてセーフでしたが、もう一つの問題がこれ。

s-120223 (3).jpg

これは、セラミックトイレフロア
どんな問題かというと…、
明日に続きます。


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