- 2007.10.23 火曜日
- 静岡県三島市のティンバーフレーム住宅の現場です。
大工工事もほぼ終わり、現在、こんな風に作りつけの収納を作っています。
よく、坪単価って言いますが、業者が言う坪単価には、こういった収納なんてもちろん入っていませんよ。
外部の給排水・電気はもちろん、ひどいところ何て基礎工事別途なんてのもあります。
『坪45万でこの充実装備!』
何て言葉に踊らされて、気が付いたら最終残金払い終えて計算してみると坪65万円なんて事は日常茶飯事。
全くひどい業界です。
マクスは昔から、見積もりは分かりやすく、追加工事は出ない様に、と言うのが基本です。
リフォームだけでなく新築もそうです。
でもそうするとどうしても「高い」って言われちゃうんですよね〜っ。
追加工事がないから結局は安いんですけど…。
ってブログで愚痴ってもしょうがないので、本日はウッドデッキのお話です。
少し前に、中庭のことを書きました。
「パティオじゃなくて中庭」って書いたところです。
先日も書きましたが、木が緑に見えるのは、防虫防腐剤を注入処理してあるからです。
外部は腐らないこと・メンテナンスが楽なことを優先です。
木自体も腐りにくい木。
束(つか)と呼ばれる短い部分は桧、大引き(おおびき)と呼ぶ長い部分はレッドシーダーです。
束の根本のアップを見ると…
コンクリートにぢかに取り付けず、ステンレス製のパッキンを介して大引きを支えます。
こうすることで、一番水を吸いやすい、つまり腐りやすい木口(こぐち)が常に乾いた状態になります。
こんな風に何でも、ちょっと一手間かける訳です。
すると、ちょっと見積もりも上がります(それは事実)。
でも、そうすると、家ってかなり永持ちするんです。 - ティンバーフレーム 建築現場より | comments (0) | trackbacks (0)
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