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これからの家造りは何処へ向かうか?

お陰様で正月休み中、大きな緊急の電話は無かったのですが、お客様より、二件の
「困ってしまって」
と言うお電話をいただきました。

一件は、エコキュートのエラーメッセージ。
15分おきにエラーの警報が鳴るとのことでした。

二日だったこともあり、メーカーもつながらず、私も家内の実家におりましたので、電話口で主電源のオンオフをご説明しながら、操作していただくと無事復旧。
一時間後の確認のお電話で正常に動いているとのことで、後日確認に伺うことをお話しして、とりあえず解決。


もう一件は、トイレの暖房便座が熱すぎて困るとのことでした。
お年寄りの世帯で、介護保険工事でしたので、使い方も十分ご説明し、年末の休日にも、一度使い方が分からないから、と言うことで監督が急遽ご説明に伺ったのですが、再度使い方が分からなくなってしまったとのことでした。

夜だったこともあり、電話口で私から操作のご説明をしたのですが、どうしても伝わらない…。
お年寄りには操作盤の文字が小さすぎてよく見えない、とのことでした。

故障ではないので危険性は小さく、「休日だし、もう夜なので大丈夫です」、とのことでしたので、翌朝訪問して再度ご説明することで、こちらもとりあえず解決。


さて、この二件のお電話を通して思ったことがあります。

今の機械は、とても便利になった反面、操作が難しく、電気系統の故障も多く、ひとたびトラブルになると、何処が悪いのかは全く分からず、対処の仕方も不明な事がほとんどになってしまいました。

マニュアルも分厚く、とても読む気にならない…。

パソコンなどはその究極。
ネットがつながらないぞ?
なんてなったら、それこそパニックです。


話がそれるようですが、正月早々、我が家のトースターが壊れて、おもちが焼けなくなったため、3,000円のを購入。

操作はダイアルが一個だけ。
お好みの焼き時間にセットして「チンッ」で出来上がり。
それ以上でも以下でもない、超シンプル設計です。
もちろん付属のマニュアルを読むまでもありません。


今、住宅業界では、「スマートハウス」や「HEMS(ヘムス)」が脚光を浴びています。

震災後の電気不足も手伝って、太陽光で発電し、蓄電池にため、家庭の電気エネルギー全体を“優秀な”コンピューターで制御しよう、というものです。


深夜電力が安いのは、
『定期点検後に地元の反発で再稼働が出来ないと、今年中に稼働炉が「ゼロ」になるかも?』
という原子力発電が、夜間も発電し続けるから。

深夜電力制度は、これからも続くのだろうか…?


いや、それはさておき、そもそも、そんな高度に機械に頼って、機械のトラブルの時に大丈夫?
と思うのです。
メーカーはどこもフリーダイヤルを設けていますが、夜間休日や混んでいる時は冷たい音声案内が繰り返されるだけですよね…。


スマートハウスもHEMSも悪だとは言いませんが、ちょっと?マークが多いのは単なる私のアレルギー反応でしょうか?

高断熱高気密化で、確かに今の住宅は暖かくなりました。
でも、家庭のエネルギーは、四半世紀前に比べて倍増しました。

同様に、スマートハウスが本当に日本の電力不足の切り札なの?
トータルの一次エネルギーは本当に減るの?
住宅の坪単価が上がるから歓迎しているのが業界の本音では?

節電の方向性が違うように思えてなりません。
マクスとしては、別の方向を、今年は「びおハウス」で発信して行きます。


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桧の家 住宅のお話し | comments (2) | trackbacks (0)

Comments

鈴木 | 2012/01/06 12:05 PM
山の上の住人様
今年も宜しくお願いします。
新建ハウジングの新年号に素敵な言葉が載っていましたね。
「懐かしい未来へ」
兼好法師が夏をむねとすべし、って言ってるから、断熱も気密もそこそこの方が良いんだよ、とか言うアホな懐古主義ではなく、高い技術と知識に裏打ちされた、シンプルに住みやすく楽しい家、とっても快適なのにどこか懐かしい家、そんな家を目指して行きましょう!!!
山の上の住人 | 2012/01/06 11:37 AM
あけましておめでとうございます。

そうですね、全く同感です。
今の家は親切で便利になりすぎたように思います。

少し、時計の針を戻してみる必要があるのではと思います。

今年もヨロシク!

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