
- 2007.10.05 金曜日
- 昨日は、とある取引先の業者さんに頼まれまして、ティンバーフレームの施工現場を見てみたいという同業者である工務店の方々が見学に訪れしました。

私自身も、色々な会社の現場を見させて頂く事があります。
どの会社も「家」を建てているんですが、会社ごと、材料や工法にこだわりがありまして、とても勉強になる訳です。
私も多くの方から色々なことを学び、同業者の友人も出来、相談をし合う仲間も出来、それが良い家を造る為の大きな力になっています。
私が余所の会社の現場を見させて頂く時は、個人的な場合もありますし、複数社で勉強会の様に見学させて頂くこともあります。
でもその際にはいつも、見せて頂いた会社の方、いらっしゃればそこの家のお施主様には、必ずご挨拶をします(って当たり前ですが)。
その意味では、昨日お越しになった方々は、どうかなと思ってしまいました。
三社計6人中、挨拶して入ってきた方0名、ことわって写真を撮った方0名、帰る時にお礼を言ってかれた方1名…
人として、ちょっと寂しいですね、これじゃぁ。
自分の会社に帰れば、一国一城の主。
「社長、社長」とみんなは持ち上げてくれるかも知れませんが、一歩外へ出ればただのおじさん。別に偉い訳じゃありません。
工務店の人間は誰でもそうだと思うんですが、【良い家を造っている】と言うプライドがあると思うんですね。
私も、もちろんそうです。
ハウスメーカーに負けない!
ってみんな思って居ると思うんですが、【人としての基本:挨拶】これさえ出来ないんじゃハウスメーカーの営業マンにかなう訳がないです。
そんな人をお客さんが信用してくれるはずがない。
そんなことを思ったのでした。
ま、何というかですね、人のふり見て我がふり直せってよく言います。
マクスでは、そんな恥ずかしい事無いように、みんなで良〜く話し合おうと思いました。
- ティンバーフレーム 建築現場より | comments (3) | trackbacks (0)
Comments
子供にも必ず言わせています。
子供よりもむしろ言えない大人の方が多いかも…。
躾は親の責任。責任重大ですよね。
見学現場のご提供ご苦労様でした。
挨拶に始まり礼に終わる。
これは人としての基本です。
誰からも叱られる事のない社長だからこそ
自分をちゃんと監視してなきゃいけない。
そんな事も見えなくなってしまう社長さん
増えたような気がします。
世知が無い世の中になったものだと
思わせてくれる人が増えたように感じます。
料理の道も大切だけど、人の道はもっと大切ですね。