- 2011.06.20 月曜日
- 梅雨なので仕方ないですが、上棟をひかえているのに今週もはっきりしない天気…。
でも、今週も張りきって参りましょう!
さて、最近新築のネタばかり書いておりますが、マクスは地元密着型工務店。
住宅でお困りの際には、すぐに駆けつけるのが使命でもあり宿命でもあります。
ですから、小さな補修・修繕・リフォームは、喜んで工事をさせていただきます。
そのノウハウ、つまり、
「こうすると家って長持ちするんだね〜」
とか、逆に、
「こんな事しちゃぁだめだよねぇ」
を、新築にフィードバックすることで、丈夫で長持ちの家を作ることが出来ると信じて頑張ってます。
というわけで、本日は先の静岡県東部地震で家全体にヒビ割れが入ってしまった、富士市のお宅の補修工事をご紹介させていただきます。
このお宅は店舗のため、明るさを求めて窓ばかりになってしまい、耐力壁が圧倒的に不足してしまうという典型的な例。
その為、耐震性が低く、
地震では多くの物が倒れ、
家中ヒビだらけになってしまい、
二階で体を揺すると家がグラグラする、
という状況でした。
そこで、耐震診断を行い、
どうしてもここには耐力壁が欲しい、通し柱のある建物の角を耐力面材で補強。
(ここは、後日仕上げます)
さらに、
押入の中など、見た目に影響がない部分を中心に補強。
外部は、地震の補修が必要な部分を中心に補強(ラスカットと書いてあるのが耐震性のあるモルタル下地)。
これで、耐震性が随分改善します。
今回の様に、補修のついでにとか、リフォームのついでに、といったように、部分的にでも
“ついでに耐震補強”という方法は、非常に有効だと思います。
どうせかかる解体費が、耐震工事のための解体費ではないからです。
ちなみに、写真の黄色の矢印部分。
構造を兼ねる化粧の通し柱なのですが、下側が腐ってしまっていたので、以前矢印部分から下を入れ替えさせていただきました。
赤い部分で接いでいるのがお分かりいただけると思います。
こんなのも、勿論、培ってきたノウハウの一つでございます。
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