高市さんは寝てないみたい
でも、そろそろ子どもは夏休み
高市さんも無理しないでね
夏休みといえば自由研究
子供と一緒に住宅の耐震性を
考えるなんてどうでしょう?
今日はそんなお話です
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
本日は富士市の注文住宅現場から
突然ですが

問題です!

上の画像、実はこのままでは
耐震上NGなんです
何が悪いのでしょうか?
ヒントは中央のバッテン
筋交い(又は筋違い:スジカイ)
はぃ、正解を見てみましょう

写真は裏側からなんですが
スジカイの上が合板で
固められました
スジカイがあるのは耐力壁
といって、地震に強い「壁」
建物を地震から守るには
壁だけではダメなんです

段ボールで考えると分かりやすい
ですが、蓋=水平面が強くて
初めて壁の強度が効いてきます

蓋に当たる強度を持った水平面を
水平構面(すいへいこうめん)
と言います
耐力壁と水平構面は
しっかり繋がっていないとダメ
なんですね

先程の写真で見ると
・下側のバッテンの耐力壁
・その上の合板で固めた壁
・水平構面としての丈夫な屋根
が繋がっています
指さす部分は繋げるために
「登梁(のぼりばり)」を
入れています
プロの方から見れば
下がスジカイで上が合板だと
強度が違うからダメだろ
とか
スジカイは3尺なのに
合板は4尺5寸じゃ梁に
変な応力がかかるだろ
とか
まぁケチつけようと思えば
いくらでも言えるんですが
この水平構面と耐力壁のつなげ方
って、「繋げなければ」って
曖昧に定義されているだけで
正確な決まり事がありません
なので、そのへんは設計者である
私の判断にて
もちろん、水平構面も
耐力壁と同じ様に
強度とバランスが大事

時間を遡って上棟時の写真を
見てみると

屋根を構成する垂木(たるき)の
ピッチが違うのが分かります
これらは

こんな感じで構造計算をした
結果によります
そう、平屋と言えども
理論に基づいて設計をしなければ
大地震に安全な家と言えません

と、ちょっと話が難しくなって
しまいましたので、夏休みの
自由研究レベルに、今回の
話を簡単にしてみましょう

これは、名古屋大学の地震工学
防災グループが開発した
「紙ぶるる」という学習教材です
バッテンがスジカイで耐力壁
だとすると、2つの水平構面と
屋根があります

今回の問題のように
スジカイと水平構面が
つながっていないと
すごく揺れます
クリップを付けて屋根を重く
したり(住宅では瓦になるとか)
スジカイがバッテンじゃなくて
斜めだけだとどうかとか
簡単に実験ができます
こちらのページでダウンロード
出来て、様々な実験方法も
解説されています
お子さんと一緒に
住宅の耐震性を
考えてみてはいかがでしょうか
そして、本日のブログでご紹介
した部分を実際に見ることもOK
マクスの現場はいつでも公開中
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