「柿木会」設立宣言。志半ばで旅立った先達の想いを次世代へ繋ぐ

社長ブログ

昨日と一昨日と
真剣に学び楽しく飲んで語る勉強会 in 静岡
という長い名前の勉強会の
お話をご紹介しました

 

もちろん、飲んで笑うがメイン
ではなく、あくまで真剣な勉強会

 

本日はそんな様子を
ご紹介させていただきます

 

 

 

2026.3.23 Vol.5,363

おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です

 

 

 

 

昨日も書いたのですが

「やろう!」

と決めてからが早すぎるっ!

 

やろうよって言い出してから
3週間目にはもうやってるという

 

 

そんなバタバタの企画でしたが

マクスも入れれば19社の方々に

集まっていただきびっくり仰天

 

 

そして何より、急なお願いなのに

さらに引っ越し直後なのに

見学をさせていただいたり

 

ご本人不在なのにご実家に頼んで

鍵を開けてまでご協力いただいた
お施主様もいらっしゃったり

 

ほんと…恵まれ過ぎだよなと

 

改めてご協力いただいた
お施主様方々には心より
感謝申し上げます。

 

 

 

こちら↓ のお宅も

 

 

「ご自由にどうぞ」と仰って
いただき、二日目のオプション
として社員大工の基礎工事を
見学していただきました

 

 

 

 

私もいつの間にか社長になって
たしか20年目だったはず

 

小さい工務店ながらも
100棟のお宅を建てさせて
いただいてきました

 

 

といっても、全然カッコいい
ものではなく、七転八倒

しながらやってきたんです

 

お客様に支えられながら

 

そんなお話を皆さんと一緒に
議論させていただきました

 

 

 

 

 

今回の会のきっかけにもなった
アオちゃんことアットパーシモン
の林社長も

 

自社の売上がどうのよりも
お客様の幸せを考えた時に
どう動くのかが
私たちの仕事ですよね…と熱弁

かっけーなコノヤロ… 俺よりいい話するな…

 

 

 

熱い議論の場は

 

 

熱気あふれる懇親会場でも

 

 

 

そもそも…なんですが

 

なぜこんな話をやろう
ってなったのか

 

 

これは、17年前の写真で遠野に
勉強に行ったときのものです

 

奥の◯が私、中央が今回共同で
主催者となったカタリストの佐塚
さん(ブログ仲間なのでサヅッチ)

 

 

その横で、名作「たためる椅子」

に腰掛け、眼光鋭く解説されて

いるのは建築家の故永田昌民先生

 

偉い先生や先輩方に囲まれ
ビビりながら勉強していました

 

毎回勉強会に出るたび

自分の至らなさや
もっと学ばなければいけないこと
もっと出来るようにならなければ
ならないことの果てしない多さに

 

大きな期待感と絶望感を感じる
という真剣な学びの場が
そこにはあったのです

 

 

そして、どうしようもなく未熟な
経営者である私を、先輩諸氏が
「あんまり気負うな!」
「楽にいこうぜ!」
と励ましてくださいました

 

 

特にお世話になったのは
島根県は柿木村の故人、田村さん

 

 

田村さんのお仕事を見学する
勉強会で前乗りして自宅に
泊めていただいき、一人だけ
二日酔いでジャージの私

 

 

田村さんは自身の経験も踏まえ

 

親父が何十年もかけて
こしらえた借金なんだから

何十年もかけて
返してやりゃいいんだよ
銀行もガタガタ言うなってんだ

 

そう言って豪快に笑って
励ましてくれたのが
つい昨日のことのようです

 

 

いくら頑張っても
もう田村さんには恩返しは
できません

 

けれど、私が色々教えて
いただいたように

 

私の七転八倒が次の世代の方の
どなたかのヒントや勇気に
もしもなるとすれば

 

それはきっと「恩送り」かな

 

 

そんな気持ちで、今回の勉強会
を主催させていただいたのでした

 

 

そして、無償の単なる勉強会を
「柿木会」と名付け

 

今後もみんなで一緒に勉強会を

してゆきませんか?とお声がけ
させていただきました

 

 

【 柿木会 設立宣言(案)】

 

私たちは、この会を

「柿木会(かきのきかい)」

と名付けます。

 

この名の由来は、私たちが

深く敬愛し、兄のように慕った

一人の建築家が守り抜こう

とした故郷「柿木村」にあります

 

彼が愛したその地の名は古来

「嘉(よ)き木」=嘉木と呼ばれ

人々に寄り添う「七つの徳」を

持つと讃えられてきた柿の木に

由来します

 

建築とは、単なる箱作りでは

ありません

柿渋が時を経て深みを増し

風雨から建物を守り抜くように

 

渋柿が手間と時間をかけ

至上の甘みへと変わるように

私たちは、流行りや効率に

流されるのではなく

 

年月とともに価値が深まる

「経年美」を持つ建築を

追求します

 

志半ばで旅立った先達の想いを

土壌に、健やかで強靭な

そして「命を守る」空間の

在り方を模索してゆきます

 

一本の柿の木が大きな影を作り

人々を癒やし、やがて落ち葉が

次の豊かな土壌を育むように

 

私たちもまた、互いに支え合い

次世代の建築文化を豊かにする

存在でありたいと願っています

時を重ねるほどに美しく

住まう人の誇りとなる

 

そんな建物を

一緒につくってゆきましょう!

 

 

 

田村さん
頑張るから、見ててね!