後世に伝える大工の技術
こんにちは、社員大工の丸山です。台風が接近してますね…。警戒が必要です。
記憶に新しい西日本豪雨。今回の台風で被害が拡大しないことを祈ります。
皆様、十二分に台風に備えましょう。
さて、大工による手刻みの家も終盤に入りました。
残すところは、木と木の接合部分『継手』になります。
基本となる木の長さがあり、製材規格では、3M~6Mまで1M刻みであります。
それよりも長い材はありますが、特注となり値段もそれなりに・・・。
家の長さが(全長)ある場合、どうしても木と木を接合する部分が出来てしまいます。
そういった部分は、材木を加工し継手を作ります。
今では、プレカットでも継手加工はできますが、複雑な加工はやはり手刻みで行うしかありません。
今回、手刻みでの家づくりを、楽しみにしてくれてるお施主様の為に、後世に伝わる継手技法の中でも、もっとも強度がある、(そして難しい、笑)『金輪継ぎ』という技法で継手を作りました。
一般住宅建築では、あまり用いられる事がありませんが、伝統工法建築や社寺、古建築には多く見受けられます。
大工仕事の中でも、難しい継手となりますが、手刻みでしか出来ない技術で、お客様に感謝を表したいと思ってます。
気合十分!! 頑張ります!!
2018年07月26日
Post by 丸山 彰
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胸を張れる仕事しかできません。ブログでは、仕事ぶりや自分達も家に住み生活しているその様子も何かの役に立つかと思いブログに綴ります。
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