隙間なく…
こんばんは。社員大工の丸山です。
暦の上では今日は立春。お天気は雨模様でしたが、春の訪れも、もう間もなくですね。
今週も張り切ってまいりましょう!
富士宮市小泉の新築工事からです。
現場では、床張り工事中です。このお宅には大黒柱が2本並んでありますが…
この柱の根元を見てみると…
溝があるのが分かるでしょうか?
これは「首切り」という工法です。(名前は怖いイメージですけど…笑)
大黒柱などは大壁とは違い、化粧(見える)になるため、床を溝に仕込むのです。
木は湿気や乾燥で、収縮、膨張を繰り返しています。大黒柱に溝をつけず、そのまま床を張り込んでしまうと、木が収縮した時、床と大黒柱との間に隙間ができてしまいます。この隙間を無くすため溝を作るのです。(少し溝をつけるだけなので、構造上問題ありません)
床材には「実(さね)」と呼ばれる突起があり、そこに釘を打ち込みます。
少しややこしくなるのですが…
床板1枚分あけて大黒柱に床板が刺さってます。これは、先に入れ込み後で戻すためです。
こうすることにより実に釘が打てるのです。
そして、入れ込んだ床板を戻すと…
完成です。なかなかの技術でしょ(笑)あなたの家の大黒柱見てみては…いかがでしょうか。
2013年02月04日
Post by kantoku
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胸を張れる仕事しかできません。ブログでは、仕事ぶりや自分達も家に住み生活しているその様子も何かの役に立つかと思いブログに綴ります。
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