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台持ち

もうすぐ着工になる三島市の住宅の、デッキ材の加工を大工がしています。

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これは、台持ち(継ぎ)という継ぎ手です。

梁と梁とを繋ぐ場合に使われます。

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こちらは室内ですが、こんな具合です。


今回か加工している部分は、庭のデッキでは無く、道路から結構上がった部分に取り付くデッキ。

庭のデッキと違い、取り替えるとなると足場を組んだり、結構大掛かりになります。

ですから、余計に耐久性が求められます。
一昨日のブログで書きましたが、耐久性の高い桧を、加工した後に防虫防腐剤を加圧注入することで、腐りやすい仕口部にたっぷり薬剤を注入できます。

s-091023.jpg

大工も勿論、長持ちするように、と言う気持ちを込めて加工します。

以前もご紹介しましたが、伊豆の古い民家で見せていただいた、築百年以上の板倉造りの「倉」で見かけた、左官職人の魂。

s-091023 (3).jpg

「火事に遭わないように」

これを作った職人は、勿論もうこの世の人ではありませんが、その思いは、今も立派に倉を守り続けています。

私は無神論の罰当たりな性格ですが、こういう「思い」と言いましょうか、目に見えない「祈り」と言うのでしょうか、
そういったものには、やはり心を惹かれます。

以前本で読んだ、寝る時に、無事を祈るおまじない。
「寝るぞ根太(ねだ)、頼むぞ垂木(たるき)、梁・柱。
 何事あらば起こせ戸・障子」

昔の人は、今よりももっと家に「思い」を感じ、大切にしてきたのではと思います。

長期優良住宅も、書類や制度だけでは、家は長持ちせず、この「思い」が大切なのでは…。

工場の桧の香りに包まれ、ふとそんなことを思います。


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