

- 2009.08.11 火曜日
- いやぁ〜っ、今朝はビックリしましたね。
飛び起きました。
子供達を集め、地震の揺れが収まるのをじっと待っていましたが、その時間の長いこと…。
耐震補強のページにも書いておりますが、私は、まだ震度階に強弱や震度7がなかった当時(つまり阪神大震災以前)に、釧路沖地震で震度6を経験したトラウマとでも申しましょうか、
「このままこの揺れが大きくなったらどうしよう」
という恐怖がまざまざと蘇りました。
今朝の地震もかなり強かったのですが、脅すわけではありませんが、震度6以上は、あんなものではありません。
揺れも…
音も…
恐怖も…
とにかく、これだけは断言出来ます。
その時、絶対に何も出来ません。
逃げることはおろか、立つことも、這うことすら出来ないでしょう。
もう一つ、脅すわけではありませんが、これで東海地震のエネルギーが使われたから安心と思ってはいけません。
釧路沖地震の時にも、1,2年前から、比較的大きめの地震が幾つもあって、その後の震度6であったのと、
その後も、
大津波で奥尻島を中心に多数の死者が出た北海道南西沖地震、
北方領土で甚大な被害があった北海道東方沖地震、
と、大地震が続いたのです。
先日、県の耐震補強相談士の更新講習に行ってきましたが、耐震補強工事の平均額が百万円を超えており、それが耐震補強の進まない第一の原因であろう、とのことでした。
確かに、古い家屋を、これならまず大丈夫、というレベルまで補強するには、百万以上の工事金額がかかります。
この不況下で、いつ来るか分からない地震に、そしてお金をかけても見た目も機能面も大して変わらない耐震工事に、高額の費用をかけるのは難しいでしょう。
ですから「せめて」、
・寝るのは二階に寝ましょう(倒壊しても一階より圧死の可能性が低いです)
・懐中電灯位は枕元に置いておきましょう
・出来れば非常持ち出しセットも置いておきましょう
・寝室の家具は倒れてこないように固定しましょう
・寝室の窓ガラスに飛散防止フィルムを張りましょう
これらは、決して高くないお金で、自分自身で、すぐに出来る備えです。
お盆休み、寝てないでやりましょうね。
厳しく書けば、何か理由を付けてこれさえやらないのは、言い訳ですよ。
さぁ、頑張ろうお父さん!
- …
…
…
ここからは恥ずかしいので続きに書きます。
今となっては笑い話ですが、今朝、会長が出社するなり、
「○△□さんちの壁が大きく割れちゃってる!」
と大騒ぎしました。
即現地に向かったところ、ひび割れに見えたのは蜘蛛の巣でした(泣)。
勿論無傷でした。
ま、ほっとしましたが、台風や地震の時には、大丈夫とは思っていても、自分のやった仕事が気になって仕方がなく、それがず〜とついて回るのですから、大変な商売です(笑)。
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Comments
坂本様はじめ、多くの遠方の方よりメールとお電話いただきました。
ご心配いただき誠に有り難うございました。
お陰様で、私どもの県東部の方は、ほぼ被害はありませんでした。
でも、だからこそ、地震などたいしたことは無いと思うのが一番危険なので、用心すると共に、地震に負けない家造りに精進しなければとあらためて思いました。
テレビなどのニュースでは重軽傷者が多いと報道されていましたが社長さんご家族はお怪我はないようですね。
これから余震が続くと思いますが気をつけてお過ごし下さいませ。