- 2009.06.10 水曜日
- 昨日の、「日本の国宝のお城四城」の続きです。
本日も問題です!
【日本の建築に深い影響を与え、数寄屋造りを生む茶室ですが、
国宝に指定されている茶室はいくつ?】
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正解は、
・京都府 山崎妙喜庵の待庵 (たいあん)
・京都府 大徳寺龍光院の密庵(みったん)
・愛知県 犬山城下有楽苑の如庵 (じょあん)
の三つ。
三名席と呼ばれます。
密庵は非公開、以前山崎に行った際にも書きましたが、待庵も一ヶ月前から予約しないと見学不可。
で、今回の如庵は見学料を払えばちゃんと見れます。
(内部も年二回の公開があるそうです)
余談ですが、昨日書いた国宝の犬山城と、この国宝の如庵。
歩いて数分の距離なので通常二つ見学すると思いますが、その際は「国宝二つ巡り」というチケットを買うと、300円安くなります。
受付で何も言われないので、それぞれでチケットを買って300円損した私が言うので確かな情報です(笑)。
さて、如庵をゆっくり見物してお抹茶でもいただいて…
と思っていましたが、とにかく勉強会が始まる前の時間を使っての見学なので、ゆっくり見ている暇など無い(涙)
もっとウットリしたかったなぁ…。
この如庵がある名鉄犬山ホテル有楽苑には、他にも重要文化財の旧正伝院書院や、古図により復元された元庵など、日本庭園の広い場所なのですが、ここをカメラ片手に走りながら見学する私のような人はそうはいないんでしょう。
内部は入れませんでしたが、窓から覗き見。
庵主織田有楽斎は織田信長の実弟。
千利休の待庵を「人を苦しめる」と酷評した人のこの如庵…。
と、ちゃんと見学していない上に、あまり深いことを書き出すと、無学がバレてしまいます。
静岡にも待庵のレプリカがあるので、まだ読んでいない直木賞の「利休にたずねよ」を読んでから、改めて書きたいと思います。
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Comments
それは私と同じトラップに引っかかっています。
たった一言、
「犬山城も見れるチケットはいかがですか?」
と言ってくれるだけで良いのに…。
ほっといても人が来る観光地にありがちな、サービス精神の欠如と言われても仕方がないと思います。
でも、私的には、
「家には天守閣を付けたい」
とか言われなかったので、良かったのかも(笑)。