- 2007.07.11 水曜日
- 昨夜東京と書いたら、もう「何遊んでるの?」みたいな書き込みがあったので、本日は言い訳でも…
その前に皆さん、こんな事実をご存じでしょうか?
家を建てようとか、リフォームをしよう、何て思うと、
「業者からのしつこい勧誘が嫌!」
ってまず考える方って意外と多いのではないでしょうか?
でもですね、建築屋さんのファックスには、毎日のようにしつこい勧誘があるんですよ。ご存じでした?
「まだ営業で悩んでいるんですか?」
「客単価1200万で建てても粗利4割って本当なのか?」
「半年前倒産寸前だった私が、社員一人で年間12棟受注したノウハウとは」
なぁ〜んてセンセーショナルなファックスが毎日のように、と言うか毎日数通送られてくるわけです。紙代返せって言いたい…。
殆どは見もせずにメモ用紙置き場へ直行なのですが、私も人の子、「ホント?」ってついつい読んじゃうのもあるわけです。
でもその殆どはインチキノウハウとかインチキフランチャイズ。
そういうフランチャイズに入ると、昨日まで素人だった人が、今日から住宅を販売する、何て事が起こるわけです。
でもそんなのが上手く行くわけ無い。
筍のように出てきてはいつの間にか消えちゃうわけですね。
儲かったのは高額なフランチャイズ料をせしめたフランチャイズ本部とかコンサルタントだけ。
そこで家を建てた人たちは…
私が今回東京に行ったのは新しい知識のお勉強。
正しいと思っていた事が、間違っていたり、もっと良い方法があったとしたら、不利益を被るのはお客様。
だから仕事をしている間はずーっとお勉強していないといけないんですね。そう思ってます。
帰りの新幹線、お弁当(品川名物 貝つくし)を食べた後、キヨスク専用の雑誌ウェッジを読んで帰ってきたんですが、
雑誌の中に、東京の町工場を経営している社長さんのインタビューが載っていました。
大手に部品を納める傍ら、障害を持った方からの特注で生活をサポートする部品を作って居るんですね(きっと手弁当なんじゃないかなぁ)。
その社長が、
「この人のために」愛があるからモノづくりは楽しい
って仰っています。
何と素敵な言葉でしょう。感動しました。
新築をお考えの方は、全て私が担当してお話しをさせて頂いております。
もちろん趣味でやっているわけではないので、家を建てさせて頂きたい、と言う気持ちはあります。
でも、この人のために、この家族のために良い家を造るぞ!そんな気概も持っていると胸を張って言えます。
打合せを進めるうち、お断りを受ける時ももちろんあります。
ご縁がなかった、と言うことで、その方を恨む気持ちを持ったことはありません。
ですが以前、お断りを受けた方が建てている家を見て、少なからずショックを受けたことがあります。
決して頑丈とは言えない基礎や構造…
それに反して豪華な設備の数々…
それが悪いと言うことではなく、そのお客様にとって本当にそれで幸せだったのかと考えると、そんな時はどうしてもっと自分の思いをお伝えすることが出来なかったんだろう、と落ち込みます。
やっぱり本当に大切なモノ…
それをお伝えすることが仕事なんです。
で、それをきちんとお伝え出来るようにする為のお勉強を今回して来たのでした。
前置きが長くなりましたが、モノづくりは愛ですね 愛!
鈴木 - 日記・育児 | comments (0) | trackbacks (0)
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