- 2009.02.10 火曜日
- スープの冷めない距離…
良く聞く表現ですが、そんな英語聞いたこと無いですよね?
The distance where the soup doesn't get cold.
とか言うんでしょうか…?
本当にスープ運んでる姿なんか見たことないし…。
とまぁ、くだらない話は抜きにして、親子間の距離、とくに子世帯が独立して親とは別に単独の世帯となった時、この距離感というのは非常に難しい問題なのは、私が敢えてここで力説するまでもございません。
住宅建築というと、
外観…
内装…
自然素材…
最新の設備…
工法…
断熱性能…
そういった、仕様・スペックに目が行きがちです。
話が進めば進むほど、
この床を桜から桧に代えるといくら変わる…
断熱材をロックウールから羊毛にしたらいくら変わる…
ユニットバスの仕様をMからDにしたら…
ってな具合です。
もちろんお金ありきなんで、これがいけないと言うわけではないんですが、
「ぶらしちゃいけない芯」
というか、コンセプトの軸、を大切にしないと後で後悔することになるのだと思います。
子育て世代だったら、それは親子の絆だったり、
アレルギー体質の子がいるご家庭だったら、それは自然素材だったり。
でも二世帯では、やはりこの距離感、が軸でしょう。
先日プレゼンしたお客様の例を、先週末からの模型つながりで、ちょっとご紹介させて頂きましょう。
奧が親世帯。
そして手前が子世帯。
デッキを介して、お互いの視線は合わないけど、お互いの気配は何となく感じる。
図面だけじゃ分からない距離感です。
お客様にも私の想いが伝わったと思います。
(…って傑作なので勝手に写真使わせてもらいました〜。すんませ〜ん。)
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Comments
取り敢えずその考えて貰ってる間に頑張ります。
次は、もう少し親世帯の方を使い方を含め真剣に考えて見たいと思います。よろしくー。