- 2009.01.29 木曜日
- 静岡県富士市の新築現場です。
次世代パッシブソーラーそよ風搭載の家です。
さて、現場では、総務部長の篠原が、城内現場監督と一緒に、せっせとワックス掛けをしておりました。
この後漆喰塗りの工程となりますが、漆喰は結構アルカリ性が強いので、木部には先にワックス掛けとかないと、漆喰のアルカリにやられて濃いネズミ色に変色してしまうんです。
(乾いた漆喰を触っても何の問題もないのでご安心を)
私はよく蜜鑞ワックス(ミツバチの巣のロウ+エゴマ油)を使っておりましたが、最近監督達は米ぬかのワックスを使用しています。
べとつき感が少なく、施工性が良いからのようです。
実際撥水性は差がないようなので、後は耐久性、と言うかメンテナンスの回数と言うことになろうと思いますが、監督の施工性が良いと言うことは、住み始めてからは、今度はお施主さんの仕事となるので、お施主さんにも施工性が良いので、その面でも宜しいかと思います。
こうして社員自らワックスを掛けることで、細かい納まりや施工の面で、最終チェックと今後のアイデアが出て来たりします。
米ぬかのワックスも、蜜鑞のワックスも、自然素材100%の物を使っているので、こうした作業中も、不快な臭いは一切ありません。
やっぱり、これから永く住む家ですから、安心第一です。
それにしても、この頃は、私にはこの様な作業で声が掛からなくなりました。
事務所で眉を寄せてパソコンとにらめっこばかりしていて、
「声を掛けないでおくんなまし」
というオーラを知らずと出しているのかも…。
ちと寂しいですね。
でも昨日、庭木の伐採の助っ人依頼が入りましたので、今日か明日か、チェーンソー持ってお出かけです。
ルンルンです。
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