- 2008.10.07 火曜日
- トステムの営業マンが、TVでCM中の「カザス」というカード式のキーシステムの説明に来ましたので、ちょっとご紹介します。
最近は、駅の自動改札やコンビニでも、カードをかざすだけ、と言うのが増えましたが、その住宅玄関キー版です。
先日書きましたが、弊社サーバー容量が増えましたので、早速動画にしてみました。
興味がおありでしたら、下記画像クリックしてみて下さい。
(再生時間23秒 1.41MB)
セールスポイントとしては、このシステムが5万円でオプション追加出来るって事らしいんですけど、感想は「う〜ん…」。
【理由その1】
防犯対策について。
ドアの種類によっては、カザスの採用で鍵穴自体を隠すようになるので、確かに一応のピッキング対策にはなりますが、そもそも、ピッキングはマンションなど、ドアからしか侵入口が無い場合がほとんどであり、住宅の場合は窓を破られて侵入されるので、防犯対策の決定打にはなり得ないのでは?
【理由その2】
かけ忘れ防止について。
ドアがしまうと自動でロックされるので、その意味では安心。
でも、荷物を沢山出し入れする時や、小さな子供がいる場合などは、ドアが閉まるたびにいちいち鍵が閉まったら鬱陶しくて仕方がないのでは?
ちなみに、この問題は、「鍵動作優先」なので、一度鍵で開けると自動で鍵が閉まらなくなることで解決としているとのこと。
【理由その3】
本当に便利?。
自動車のインテリジェンスキーと違って、カード(オプションで携帯ストラップ型の小さなカード)を出してかざさないと開かないので、鍵を出すのと大差ないのでは?
車みたいに一日に何度も出入りするものでもないし…。
一応、車のインテリジェンスキーみたいに、バックの中に入れておけば、ボタンを押すだけで開く「簡易タッチキーシステム」や、近づくだけで開く「ノータッチキーシステム」というのもちゃんとラインナップされています。
が、やっぱりそれなりの値段しますね。
(詳しくは、トステムのこちらのページで)
指紋で開く鍵もありますが、安い物は停電や電池切れ用にやはり鍵を持っていないといけないし、日が差したり雨がかかるところでは故障の心配もあり、メンテナンスや故障時の対応などを考えると、今のところ、やはり鍵で十分だと思います。
やっぱり大事なのは、敷地条件的に許される限り、玄関前のポーチは雨が濡れないような間取りにするとか、玄関前には屋根をかけるとか、そっちでしょうね。
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