- 2012.04.12 木曜日
- 未曾有の大震災を通し、エネルギーの事は電力会社まかせ、国まかせ、ではすまなくなりました。
「原発反対っ!」
言うのは簡単ですが、テレビやパソコン、冷蔵庫にエアコン、電気がもたらす快適な生活にどっぷりと浸かっていながら批判だけするのは無責任にも思えます。
いまさら電気を使わない生活に戻る事は不可能、であれば、出来るだけ使う量を減らさなければならない。
資源を大量に使う建築、家造りでもエネルギーの事、もうちょっと真面目に考えてみましょう。
ということで、先日マクスで開催させていただいた、「住んでるお宅の見学会」でのお話しをベースに、家庭のエネルギーの事を何回かに分けて書いてみようと思います。
まずはこちら。
【A邸の年間電気使用量】
こちらは、先日の特別見学会でお邪魔させていただいたお宅で、住まい手さんにご協力いただき、年間の使用電気料をグラフにしたものです。
比較のために、我が家(鈴木家、以下B邸)のグラフも見てみましょう。
【B邸の年間電気使用量】
そして、両家の設備の比較。
表中、A邸の建物の断熱性能を表すQ値が高く、次世代断熱基準に達していないのは、敷地の特殊性から、建物に凸凹がある点や、一部鉄筋コンクリート造のため数値が悪くなっています。
でも、断熱材自体の性能・厚さでは、A邸の方が高かったりします。
設計によって建物の快適性が変わる分かりやすい例ですが、今回はその話はおいときます。
さて問題。
電気料金の月毎の推移を見ても、はたして省エネなの?エコなの?
よく分かりませんね。
でも、ちゃ〜んと分かる方法があるんです。
出来るだけ分かりやすく書こうとすると、ダラダラ長くなるので明日に続きます。
- 自然室温で暮らせる家 びおハウス | comments (0) | trackbacks (0)
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