おはようございます。社員大工の丸山です。正月休みから体調がどうも調子悪く、週明けから病院に行ってきました。 皆様もお気をつけください。
?先週末、体調も悪い中、弟弟子の会社の建前(建て方工事)の手伝いに行ってきました。
?昔も今も、建て方工事は大工にとって、一番の見せ場。ましてや、手加工ならなおさら。 弟弟子は、木取りから、墨付け、加工まで、自分たちの技術で仕上げてきました。
?今の時代は”プレカット”と呼ばれる、木材加工技術が普及し、こうした昔ながらのやり方は、珍しくなってきました。 色々な技法が施されてましたが、その一つが”金輪継ぎ”と、呼ばれる継ぎ手。 継ぎ手の中でも最高ランクです。
?写真では分かりづらいかも知れませんが、真ん中にある、”楔(くさび)”が斜めになっており、上から叩くと両材が引き寄せられる、という大工でも加工が難しく手間もかかる継ぎ手。 弟弟子は、継ぎ手を全部、金輪継ぎにしてました。
?そして、こんな事も。
?建て方中でしたので、写真が上手く、 撮れてないのですが、古来からの技法の1つ、”渡りあご工法”と言う工法で、建てられてます。(気になる方は調べてください)
この工法は、梁と桁とが交互に重なりあうことで、強度を出しています。 昔から地震に強い造りになっています。
?ですが、こうした技法や工法も、今の建築基準を満たすには、金物を付けろだとか、耐力面材を貼れだとかしなければ、書類も検査も通らない時代になってきてしまいました。 時代の流れなのか、仕方がないことなのか、大工の”見せ場”が、無くなる事は、寂しく思います。


