Vol. 3,702

おはようございます。
頑丈であったかい家を作るマクス
社長の鈴木です。

オリパラ、終わっちゃいましたね。
きっと、ものすごい大赤字だったと思います。
けれど、菅さんのせいでもなければ、
老害と呼ばれた元会長のせいでもない。

たまたまパンデミックと重なっちゃった不運。

すっごく感動したし、
すっごく勇気と元気をもらったから、
日本中がすっごい感動した映画を見た、
そう思えば、そのチケット代…

って私は思えますけど、
まぁ経済はそんな生易しくないことは、
流石にオジサンなので知ってます。

でも、ですよ？
日本には昔からいい言葉があるじゃぁないですか！

稼ぐに追いつく貧乏なし

すっごい勇気をもらったし、
今月は多分、51年生きてきて、
一番忙しい月になりそうですけど、

リゲイン世代ですしね！
24時間働けますしね！

ビジネスアスリートのつもりで、
死ぬ気で乗り切ってみせるぜっ！

と、カラ元気全開バリバリっ！！！

で、本日のお題は、オリパラ！
と思うでしょ？
すみません。　そうではなく、

「へぇ～」と思ったニュースから、
「…なだけじゃ面白くないじゃん」
というお話。

静岡新聞より
「富士の高速道ＰＲ施設
　オンライン見学サービス開始」

記事によると…

高速道路の建設や管理等を紹介するＰＲ施設
「コミュニケーション・プラザ富士」
が、自宅や学校などから体験できる
オンライン見学サービスを開始。

高速道路の工事の工程や特殊技術の展示模型
の説明や、一般道路との水の吸収率比較実験
など、高速道路の特徴を、スタッフと
オンラインでやりとりしながら学べる。

ふむふむ。
新東名は会社のすぐ下を通っているので、
工事風景を見て「へぇ～」と楽しんでいました。

事前予約制で参加無料とのことですが…

おもしろそうだなぁ…。
どこにあるの…？

って、ここか！
会社のすぐ近く。新富士ICのところじゃないか！

この建物、「随分立派だなぁ」と思っていたら、
ただのネクスコの事務所じゃなくて、
そういうPR施設だったんですね。

こんな近くにあるのに知らなかった…。

高速道路は安全に早く移動するための道路ですが、
それだけじゃぁ面白くない。

もう10年前の写真ですが（そんなになるかぁ…）、

新東名開通直前に行われた
「ふじのくにCYCLE FES.2011 in 新東名」
の親子レース35kmに参加した時の写真です。

今は大学で建築を学ぶ長男坊。
この時はまだ可愛い小２くらいか？

あ、ちゃんとこの施設が写ってました（笑）。

高速道路も、よく知ると、
「ただ走る場所」から「楽しい場所」
にきっと変わりますよね。

家でも、そんな場所がありますよ。
それは「階段」。

階段は、一階と二階を結ぶ、
「ただの上り下りする場所」
と言ってしまえばそれまでですが、
「それだけじゃぁ面白くないじゃん」
って今日のお話。

こんなふうに本棚と一緒だと、
階段じゃない、図書館です（笑）。

こちらは、現在工事中の函南町の高台の家。

黄色い部分が階段になります。
その左は玄関ホールでピアノも置かれる。

そうすると、このホールに面した階段が、
ただの上り下りする場所、
じゃぁ面白くない。

いかに開放的な感じでホールと繋がるか？
これはとっても大事。
この家のキモって言えるくらい大事な場所。

だから、細部を詰めて、大工に指示。
大工に分かりやすく赤くしているだけで、
赤く塗るわけじゃないですよ（笑）。

「細かい部分はこう収めてね」
「ニッチはこの位置でね」
「手すりはこう作ろう」
「裏はこんな感じに収納ね」

などなど、より分かりやすく指示。
設計者である私自身がイメージしやすく、
そしてそのイメージを大工と共有。

「家の中心になる、楽しい階段にしたいな！」

こんなふうに家って作っていきます。

設計って、高速道路のように、
ゴールなど無く、果てしなく続く道。

しばしば渋滞して頭を悩ませ、
事故（クレーム）らないように気を付けつつ、
時に、気持ちよくアクセルを踏み、

調子にノリすぎると、違反切符で、
設計アシスタントの祭ちゃんに怒られる…。