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- 2008.08.02 土曜日
- こんにちは。村井です。
県立美術館の鑑真和上展を見に行ってきました。
私の記憶が正しければ、
中学の修学旅行でおそらく行っているであろう唐招提寺の
金堂の平成大修理記念展です。
静かに感動しました。
人生も折り返し地点を過ぎると、
いろいろなことをしみじみと考えるものです。
幸せなことなのですが、
箱の中で育てられていた時代は、
先生の授業も、ただのテストのための講義でしかなく
その生き方やら、人格に感動すら出来ませんでした。
今は、像を見ているだけで、
いろいろな思いがうねりのように押し寄せて、
目の奥がジ〜ンとしてきます。
また、平成の大修理として、10年という歳月をかけて、
黙々とそこに働く宮大工や、職人さんの思いにも
静かな情熱を感じます。
百聞は一見にしかず
是非、ご自分の目でごらんになってみてください。
鑑真和上の像の前では、
静かにその魂に触れてみてください。
癒されると言う表現とは違った、
穏やかな、それでいて、広く強い大きなものに包まれるような
気持ちになります。
他のお寺ですが、ある宮大工が、
「何百年前もの大工に教えを乞うような気持ちで
解体し、何百年後かの大工をうならせるような、仕事を残したい。
だから、謙虚にならざるをえないんですよ」
と語っていたのをテレビで見たことがあります。
もう終わってしまいましたが、
オリンピックに、歓声を上げて、涙していた感動。
いにしえに思いを馳せて、静かにしみじみと感じ入る感動。
いよいよ、芸術にも目が向く秋になってきたと言うところでしょうか。
たまには、食い気以外のところでも、
ブログれる自分に感動!(笑)!
→ただ、お腹が一杯なだけじゃん!!(娘)
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