【失敗談】築12年でシロアリ被害!?OB宅の玄関枠で見つけた「一瞬の隙」

【沼津市】キッチンに集う家

365日、一日も休まずブログを
書き続けています

 

カッコつけていいことばかり
書こうとしても365日は無理

 

失敗も隠さず書くことが
家づくりを考えている人の
参考になると信じて
本日は失敗談を含めたお話です

 

 

 

昨日は社員大工のユウヤと
現場監督ミサキのフレッシュな
二人を連れて、築12年の
マクスのOBさんのお宅へ

 

 

玄関の枠をシロアリに

やられてしまったんです

 

 

 

 

 

 

2026.4.22 Vol.5,393

おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です

 

 

 

一般にシロアリの保証というと
被害があった部分の補修ではなく

 

シロアリ再消毒を
無料でやります

という保証です

 

 

ただ今回は、会社としても
原因究明と今後の設計に
活かそうと

 

お施主様に工事方法を
ご説明したうえで

無料での補修工事と
させていただきました

 

 

無垢のドアなどの「化粧材」
と呼ばれる部分は防蟻処理
出来ないことが多く

 

今回も解体してみて
わかりましたが

隣接する桧の土台や柱には
全く被害無しでした

 

 

桧の土台や柱は何の処理が
してあったかといいますと…

 

 

ここからは、昨日に引き続き
先日上棟した沼津市の
新築注文住宅の現場から
ご紹介させていただきます

 

 

 

 

社員大工たちが地震に耐える
「耐力壁」になる「モイス」
という材料を施工しています

 

 

柱や梁が緑色なのは…?

 

 

現場監督のミサキが
「ホウ酸」を噴霧しているから
(施工済がわかるように着色してます)

 

 

 

ホウ酸は
シロアリ予防=防蟻剤 です

 

 

模型で考えてみましょう

 

 

余計な部分は書いていません
・基礎の上の土台
・床下地の大引(おおびき)

・柱と間柱
があります

 

 

法律上、地面から1mまでは

 

 

シロアリに食べられないように
何らかの防蟻処理が必要です

 

 

つまり

 

 

この赤い部分が法律上
防蟻処理が必要な部分です

 

 

ただ実際には、住宅は
骨組みだけではなく

 

 

この様に断熱材が入れられ

 

 

 

床合板が貼られ

 

 

 

 

床が貼られ

 

 

 

内外の壁下地が貼られます

 

 

で、ここで考えてみて下さい

 

 

地面から1mは防蟻処理が
必要でしたね?

 

一般的なシロアリ予防薬は
・ネオニコチノイド

・フェニルピラゾール

・合成ピレスロイド

などの殺虫剤です

 

 

強い殺虫剤は人間にも強い
悪影響を与えるため

住宅の気密性の高まりとともに
シックハウスの問題から
使用濃度が規制されてきました

 

 

その結果、現在の日本には
殺虫剤としてのシロアリ予防薬
は5年間の保証しかありません

 

シロアリは怖いので

何十年も家をシロアリから
守ろうとすれば

 

5年毎の再消毒が必須となります

 

 

床下に潜って殺虫剤を
散布するわけですが

 

 

新築時の工事中の時と違い

 

 

断熱材や壁があるので
再消毒できる部分が限られます

 

 

 

本来は…

 

 

地上から1m部分は
防蟻処理が必要なのに

 

 

 

6年目からは床下のほんの一部
しか防蟻対策ができない
ということになります

 

そして、殺虫剤は人やペット
にも悪影響があります

 

 

その点、ホウ酸は人やペット
などの哺乳類には直接ガブガブ
飲むとかしない限りほぼ無毒
(尿として出ちゃう)

 

腎臓がある人間には安全

腎臓がない昆虫には致死的

 

この生物学的な差を利用した
のがホウ酸防蟻処理なんです

 

 

 

そしてホウ酸は水で流れない限り
分解しないので、シロアリから
半永久的に家を守ります

 

 

まぁ、昔からこうお客様に
お伝えしているのに

 

ホウ酸処理ができなかった
玄関ドアの枠をやられて
しまったのが悔しい…

 

 

それくらい、シロアリは
僅かな隙間を見つけ
弱い所を突いてきます

 

シロアリをなめてはいけません