深刻化する猛暑だからこそ、高断熱住宅です!

【富士市】回遊動線のある家

昨日で富士山が閉山

 

冬山は危険なので

勝手に登って
勝手に遭難して

「助けてー!」
とかやめましょうね

 

救助のヘリは税金なので
毎年毎年、いい加減にしろ!
って思います

 

 

富士山は寒くても平地は

いい加減にしろ!ってくらい
いつまでも暑いですね

 

 

冬暖かい家をつくるのは
もちろん大事ですが

 

夏涼しい家をつくるのも大事

 

というか、同じことなんです
今日はそんなお話です

 

 

 

2025.9.11 Vol.5,170

おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です

 

 

 

昨日とは別の
富士市の注文住宅の現場から

 

 

中央にあるのは断熱材の
「高性能グラスウール」です

 

壁にパンパンに詰められている
白い綿みたいのがそれです

 

このグラスウールは「裸」
つまりビニール袋とかに
入っていないので

 

この上から

 

 

こんな感じに気密フィルムを
しっかり施工します

 

 

気密フィルムはなんのため?
これは、隙間風を防ぐ
とかではありません

 

そもそもそんな隙間風を感じる
ような家なんて今どき…です

 

 

気密フィルムは、住宅の気密性を
担保するためです

 

 

なぜ、住宅には気密性が必要か?
それは、結露を防ぐためです

 

 

はわかりやすいです

暖かい空気は冷たい空気より
エネルギーが大きい

 

エネルギーは高い方から低い方へ
移動するのは物理法則です

 

冬の室内の暖かい空気は
外部の冷たい空気の方に

(エネルギーが高い方から低い方へ)
流れようとします

 

 

暖かい空気は壁の中を外側に
移動する過程で徐々に冷やされ
露点に達すると結露します

 

室内の空気が壁内に入らなければ
結露は起きませんので

 

冬は ↑この様に結露が起きない

ようにしっかり気密を取って
あげなければなりません

 

それが気密シートの役目

 

 

 

ではは?

これだけ暑いと冷房は必須です

 

そうすると
熱い空気と冷たい空気が
冬と逆の位置関係になります

 

 

暖かく湿った空気が
今度は外から中に入ってくる

 

そうすると、ひにくなことに
気密をしっかり取っているほど
室内側で結露しやすくなる

 

これが、夏の冷房時に起きる
「逆転結露」という現象です

 

 

そこで、逆転結露が起きないよう

 

 

可変透湿気密シートを使う
のがベストです

 

スマートメンブレンとも言い
絶対湿度が低い冬は水蒸気を
を通しにくく

 

絶対湿度が高い夏は水蒸気を
通しやすくすることで
逆転結露を防ぎます

 

 

 

そのシートが施工してあります

 

上の写真で右側の黒い部分

をアップしてみると

 

 

 

コンセントです

 

外壁の壁にスイッチやコンセント

が来る場合には

「気密コンセントカバー」
施工しておき、気密を取ります

(半透明でわかりにくいので横に模型を記入

 

 

先日ご紹介した

 

 

壁掛けテレビのところも

 

 

 

巨大コンセントカバーと同じ
理屈で大工がつくり、気密を
とって配線のやり取りを

 

テレビの裏とテレビボードの裏

で出来るようにしています

 

 

コンセントボックスや
このような配線用スペースは
断熱材の厚みが不足しない?

 

その通りです

 

そこでなおさら

 

 

壁の外側の「付加断熱」が
効果的ですね

 

高断熱にすればするほど冷房の

効きはすこぶる良くなり

涼しく暮らすことが可能です

(日射遮蔽大前提ですが)

 

 

 

さて、本日のお昼休みは

ユーチューブライブやります

 

「土地の探し方勉強会」

で一緒にお勉強しましょう!

 

 

一人で喋るのは寂しいので

よかったらご視聴下さいませ

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