【一級建築士が解説】吹き抜けは本当に寒い?後悔しないための「空気の重さ」の話

【富士市】工房のある家

スキーのジャンプにモーグル

スノボのハーフパイプ

いやはや、凄いですね

 

重力があるので
人は高いところから落ちる
でも、それに逆らって飛ぶ!

 

なんかもう見てるだけで怖いけど
それをやってしまうところに
感動するんですよね

 

 

人は高いところから落ちますが
空気や水は温度によって
軽くなったり重くなったり
変わります(中学で習いました ね?笑)

 

それを知ってると家づくりでも
色々分かってくることがある
今日はそんなお話です

 

 

 

2026.2.17 Vol.5,329

おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です

 

 

 

 

本日も富士市の注文住宅の
現場からお届けいたします

 

昨日ご紹介した一枚ですが

右側の大きな掃出し窓の上から
光が落ちています

 

 

二階に登ってみると

 

 

こんな具合で吹き抜けに半透明な
FRPの格子が設置されています
(グレーチングと言います)

 

 

強度的には歩いても、勿論OK

光と風が通過してくれます

 

時々

 

吹き抜けって
寒くないですか?

と質問されることがあります

 

 

そもそもですが、何故吹き抜け
が寒いかと言うと

「空気は冷えると重くなる」
からです

 

今回の例の様に光を取り込もう
と窓際に吹き抜けが来ることが
多いですが

 

窓は壁より断熱性が低いので
窓の近くで空気が冷やされると
窓際を沿って一階に

サァ~っと降りてきます

 

つまり自然に冷たい風の流れ
が起きてしまう

 

これが吹き抜けが寒いとされる
一番の原因です

コールドドラフトと言います

 

 

でも、これは防げます!

 

トリプルガラスの樹脂サッシに
することでコールドドラフトを
大幅に抑制し

 

反対に、日中に家の奥まで日差し

を届けることで室温を上げて

冬は家を暖める効果のほうが

大きくなります

 

もちろん、家そのものの断熱性が
高いというのは大前提ですけれど

 

 

また
空気はあたたかくなると軽くなる

から、

 

吹き抜けを通って上昇した空気が
更に2階の天窓や高窓から抜ける

様な設計にすれば

 

夏に自然に換気ができる

これを、重力換気と言います

 

 

 

目に見えない「空気の重み」で
もう一つ気をつけたいことが

あるんです!

 

 

こちらのクローゼットの壁

 

お施主様がDIYして

 

 

塗りましたが、けっこうキレイに
仕上がってますよね

 

 

 

 

現場監督のミサキもタイルの
施工を頑張ってくれました

 

トイレの手洗い器(付ける前)
のタイル↑と

 

造作の洗面化粧台周りのタイル

 

いい感じですよね

 

 

タイル自体は陶器なので
安全なものですが

タイルを貼り付けるボンドは

自然素材ではありませんので

 

よく言われるホルムアルデヒドや
トルエン・キシレンと言った
揮発性有機物質(VOC)という
体に良くないものが出ます

 

 

じゃぁタイルは米粒を練った糊

で施工しようか!

って、すぐ剥がれちゃいます

 

以前も書きましたが
お菓子の家みたいに
完全無添加で家をつくる

 

なんて、今の家づくりでは
まず不可能です

 

 

 

じゃぁせめて、床・壁・天井
など、一番広い面積に使う
塗料やボンドや仕上げの珪藻土
には本物の自然素材を使いましょ

 

というのがマクスの考え方

 

 

というのも
トルエン・キシレン・ベンゼン

といったVOCの多くは

比重が空気より重いので

下に溜まりやすいんです

 

つまり、赤ちゃんやペットほど
その影響を受けやすい

 

 

じゃぁ!
本当に「健康な家」って

どうつくれば???

 

だからこそ!

 

 

空気が淀まない設計と

有害な物が溜まりやすい

足元の素材選びが

肝心なんです!

 

 

そんな素材選びを学べるのが

今週末2/22(日)開催の
イベント 「素材」の勉強会

 

素材のメンテナンスのお話と

実演もありますので

OBさんも是非ご参加下さい

 

かーなり、お役に立ちますよ!

自然素材体感会