平屋なら地震に強い…は本当?構造計算で見えた驚きの事実

【富士市】太鼓梁の平屋

昨年4月に大きく法改正があり
未だに業界は混乱中

 

でも、実は平屋はかなり楽

 

なんでかと言えば

 

ま、平屋はそんなに
厳しくしなくてもいっか

 

って感じなんです

 

でも、ホントにそれでいいの?

今日はそんなお話です

 

 

 

2026.1.19 Vol.5,300

おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です

 

 

 

 

今週土曜日は富士市で完成見学会

こちらのお宅は

 

 

昔ながらの「手刻み」で
社員大工達が加工した天竜材を

 

 

 

丁寧に丁寧に
作り上げました!

 

なんていうのは「情緒的」な所

 

そういう部分はすごく大事
なんですが、でもそれだけじゃ

家づくりはいけないのです

 

 

平屋って
階段がなくて~
動線が効率的で~
構造上・耐震上は有利で~

 

ほんとにそうか?

 

 

特に最後の
平屋だから構造的に「楽」
なのはたしかです

 

「楽」というのは
背が高くない分そんなに
頑丈にしなくても構造的に
持つという意味

 

これは事実です

 

 

ただし、だからといって
現在の法律に従って
「構造を検討しなくていい」
とはならない!

 

家族の命を守るべき家を
そんな適当で良いわけがない

 

 

例えば、下は先日構造計算が
終わった平屋の計算時の画面です

 

 

赤い部分が耐力壁(たいりょくへき)

と言って地震に耐える壁

 

筋交・筋違と書いてスジカイや
合板など面材を貼って
地震の力で変形しないように
した壁のことを言います

 

 

今の法律では
この壁の量とバランスをチェック
すればOKですし、何なら平屋は
XY方向の壁の量だけでOK

 

つまり、この耐力壁の配置で
もう建築の許可がおりる

 

 

でも、構造計算をすると

NGなんです

 

それを解消してゆくのが
構造計算の意味です

 

 

構造計算をすると
壁の量は足りていても

この赤い部分の屋根の強度が
足りない

 

専門用語で水平構面(すいへいこうめん)

と言いますが、耐力壁が十分でも
水平構面が足りなければダメ

 

ってことです
これは、段ボールの蓋が開いて
いるとベコベコするのと同じ

段ボールで耐震性を考えるリンク

 

 

そこで

 

 

緑の部分に筋交を入れてみると
NGの水平構面が減りました

 

段ボールの中に仕切りが増えて
蓋が開いていても安定した
と考えれば分かりやすい

 

 

さらにNGを消してゆきます

 

 

もう一箇所緑の部分に
面材を打って補強をしたら
NGの水平構面がぐっと減る

 

 

最後に残った部分は
屋根を構成する骨組みの
垂木(たるき)を増やし
ピッチを半分にしたら

 

 

OK!
オールクリア!

 

こういう作業が構造計算なんです

 

 

 

もちろん、壁や屋根だけではなく

 

 

基礎や接合部の金物など
家中のあらゆる部分の強度を
チェックして耐震性を担保

 

安全性は大事です
ないがしろにしてはいけません

 

 

もちろん、週末の建物も
構造計算をして
最高等級の耐震等級3

 

法律をクリアするだけの家か
根拠を持って「耐震等級3」
と言い切れる家か

 

今週末の見学会では、この計算を
くぐり抜けた本物の骨組みと
職人の手刻みの技、両方を
その目で確かめていただけます

 

 

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