とにかく、この暑さは確実に
昔とは違う(わかるかねトランプ君)
断熱材を厚くすれば
冬暖かい家は割と簡単に出来る
じゃぁ夏涼しい家は?
今日はそんなお話です
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
本日は富士市の平屋の注文住宅
の工事現場からでございます
壁の中と壁の外側の二重の断熱
中は高性能グラスウール12cm
外はミラフォームラムダ5cm

壁の外に付加したW断熱の施工が
終了しました

ステンレスのビスと特殊な
ワッシャーで固定しています
高性能グラスウールの
熱伝導率は0.035W/m・K
同じくミラフォームラムダが
0.022W/m・Kなので
グラスウール換算で8cmの
厚さと同じで合計20cm分です

上の方を見ると隙間があり
ここから空気が入るように
設計されています

先日太鼓梁を塗りましたが
施工する前の写真だと、まだ
屋根下地合板が見えます
先程の「隙間」から外の明るさが
まだ室内にもれて来ていますね

「よし塗るぞ!」って撮った写真
では、下地合板が見えません
隙間の光も見えません
合板と、取付けた専用の段ボール
の間に隙間があって、そこを
空気が通るようになっています
「通気層」と言います

高い方を見ても分かります
専用の段ボールを付ける前は
上画面の右上は明るい
ここから空気が抜けます

専用のダンボールの部材を付け
空気の出口が見えなくなった状態
この後

このように下地が組まれて
屋根には30cmの厚みで
セルロースファイバーが
吹き込まれます
つまり、屋根と断熱材の間に
空気層があるということです
いつもの、壁の外側に
グラスウールの付加断熱を施工
する工法では、壁にも通気層を
設けていますが
今回のミラフォームラムダで
付加断熱をする湿式W断熱では
壁の通気層はありません
もちろん、有るに越したことは
ないのですが、このコスパに
優れたボード状の断熱材を貼る
湿式工法では通気層なしです
でも、ナシでいいの?
というのを少し専門的に解説です
関東・中部あたりで、地球の1㎡
あたりに1日に届く太陽エネルギー
(全天日照量)を夏と冬で比べると
夏(夏至の頃): 約 15〜18 MJ/m²
冬(冬至の頃): 約 6〜8 MJ/m²
と、夏は冬の約2〜3倍ほどです
また、太陽高度が高いので
もし家が四角だとすれば
屋根(水平面) 約 38%
南面(壁) 約 15%
東西面(壁) 約 20%
北面(壁) 約 7%
という具合に熱を受けます
この割合で矢印の体積を変えて
模式的に表してみると

こんな具合になります
屋根面の受けるエネルギーが
すごく大きいのが分かります
また、南面より東西面が大きい
夏に「西日がきつい」のは
ってのがこれです
あと、夏は北面にも
けっこう日があたって暑いですね
一方冬は、太陽高度が低いため
四角い面が受けるのが
屋根(水平面)約 32%
南面(壁) 37%
東西面(壁) 約 12%
北面(壁) 約 7%
と南面に一番熱を受けます

建物を南に向け、南に窓を設ける
これがパッシブ設計の基本
となる理由です
先ほど記した通り、冬は夏の
太陽の3割ほどしか日射が
ありませんので
夏至の頃の水平面へのエネルギー
を100とした場合の
年間の各面で受ける熱量は

こんな具合になります
夏の屋根面への日射が
いかに強いか、見た目でも
よく分かると思います
なので、屋根面での通気層は
「熱を逃がす」と言う意味で
必須となってきます
また、室内で発生した水蒸気も
熱で上昇するので
気密シートで防ぎきれない湿気は
確実に通気層で逃がしたい

一方で壁は、気密シートで壁内に
湿気を入れないことが屋根面に
比べ圧倒的に容易であって
軒を深くすると日射そのものを
防げるので、太陽の熱を
受けにくくする事ができる
これらの理由から
【深い軒】+【丁寧な気密】
で壁の通気層を設けなくても
快適な高断熱住宅を作れる
というわけです
繰り返しますが、もちろん
いつものグラスウールの付加断熱
工法のように通気層が有れば
なお、いいわけですが
コスパや建物の形状も踏まえ
臨機応変に設計をするのが
肝要なんですね
(当然、理論を踏まえて、が大前提)
論より証拠
マクスの現場はいつでも公開中
「見学をしてみよう!」って方は
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喜んでご案内させていただきます
~今のオススメはこれ!~
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夏涼しく冬あたたかい家にしたい
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【富士市】湿式ダブル断熱見学
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