「卓越風」を読み解く。コの字型の中庭が、南風を室内に呼び込む理由

【御殿場】コの字の平屋

先日「窓の本」をご紹介しました

 

 

 

 

窓って

 

 

熱も視線も風も出入りするので
すごく大事なんです

 

 

 

窓をよく考えないと

 

 

こんなことも起こっちゃう
という悲劇もご紹介しました

 

 

本日は、御殿場市の注文住宅の
現場から、そんなのお話です

 

 

 

 

 

 

2026.4.14 Vol.5,385

おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です

 

 

 

社員大工の丸山がせっせと作業中

 

 

何をやっているか…

 

ってタイトルでもお分かりの
通り窓をつけています

 

 

 

マクスの標準はLIXILのEW
トリプルガラスの樹脂サッシです

 

 

丸山の向こうにも壁が見えます

 

以前ご紹介しましたが
こちらのお宅は「コ」の字型
平屋のプランのため

 

 

東西の部屋から反対側の部屋の
外壁が見えます

 

 

 

 

こんな感じです
丸山が見えますね

 

 

自分の家の窓から
自分の家が見える

 

ブログの写真では伝わりにくい
ですが、かなりいい感じです

 

奥行きが出て、室内が
実面積以上に広く感じるんです

 

 

 

 

付加断熱があるので、窓の設置の
方法も毎回頭を捻っています
(これについてはまた他の機会に)

 

 

窓は、景色だけでなく
風の通り道でもあります

 

Windowって言うくらいですから

 

 

特定の地域や季節において
最も頻繁に観測される風向の風
のことを卓越風(たくえつふう)

と言います

 

御殿場市では、4~8月の
卓越風は南南西の風

 

そしてこちらのお宅の中庭は
南南西に面しており

 

コの字でその風を受け止め
室内に呼び込むように

高さ2.2mの大きな掃き出しの
サッシを配置しています

 

 

微風であっても反対側に出口が
あれば風は抜けるし

 

もしも風が入ってこなくても
熱い空気は軽くなって上昇する
性質があるので

 

南面の大きなサッシから
北側の高い位置の窓へと

 

 

つまり上の写真で南(左)から
北の高窓(右上)へと
自然な風の流れを作ろうという
「設計」です

 

 

そうです、窓は適当に配置では
なくって「設計」そのものです

 

 

風だけでなく窓から何が見える
とか、逆に覗かれないかとか

 

 

設計段階で検討が必要
それが窓です

 

はぃ今日のおさらいです