もちつき大会中止で
ホーム開幕戦をJ-SPORTSで観戦
昨年覇者のブレイブルーパスを
ホームで迎え撃つ
雨の中のレヴズ大応援団
絶対勝てる!と思ったけど
最後の最後、逆転ならず…
でもいい試合だった!
Go Go Revs !!!
もっともっと強く!
そして今日も強引だけど
家も、強く強く!
平屋だって構造計算しなきゃ
ってお話です
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
最初にお断りです
本日のブログはマニアック過ぎ
ナンノコッチャわからないかも
なのですが、こういうネタが
好きな方もきっといるはずだし
スタッフへの勉強も兼ねまして
というわけで今日は先に結論
平屋でも構造計算をしないと
危険な理由は?ってお話です
土日は年明け着工のお宅の
構造計算をしておりました
コの字型の平屋です
平屋は2階建てに比べて
耐力壁(地震に耐える壁)が
少なくても成り立ちます

実際、上の間取りを見ると
内部には斜めの筋交い(すじかい)
が3個所のみ(丸で囲った所)
構造計算を進めて
あと3つで全てのNGが消える
ってところまで来ましたが
上写真の右の赤で囲った部分
「水平構面」の強度不足の
NGが出ています
水平構面とは何か?
耐力壁に対して
地震に耐えるための丈夫な床や
屋根の水平面の事です

赤い区画がX方向に対して
強度不足ということを示します

Y方向の地震力に対しては
全ての屋根面でOK

NGを解消するため
火打ち梁(上の青)を入れて
みたけど、まだまだ強度不足
そこで、屋根を構成する下地の
垂木を倍に増やしてみる

梁・桁・母屋の横架材と
垂木とは高耐力ビスで固定する
って仕様で、この部分のNG解消
残った上の部分はNGが
ほんのちょっとの強度不足だった
ので小屋裏収納庫をつけてみた
そしたら、逆に重くなり
強度不足はより大きくなったので
玄関横に耐力壁を増やしてみる

屋根の垂木を増やすことなく
全てのNG解消!

この「NG項目はありません」
が出る瞬間がけっこう快感 笑
いかがでしょう?
ちょっと難しすぎですよね
以前、段ボールで考えれば
誰でも簡単にわかる
って記事を書いてますが
壁と床の強度とバランス
柱や梁の接合部の強度など
あらゆる部分を検討するのが
構造計算なのです
たとえ法律上では
木造住宅は構造計算の提出義務
が無いからと言って
ちゃんと構造計算をせずに
家を建てるのは危険なのです
たとえ、それが平屋であっても!
というお話でした



