総裁選はフルスペックで…
まぁ日本が安定するなら
何でもやって下さい
総理大臣はいいなぁ
「モームリ、やめます」
って言えるから
小さな会社の社長なんて
どんなに辛くてもやめられない
やめたら自分のなけなしの
全財産ボッシュートですしねぇ
辞任するなら議員辞職ってルールにすれば
もう少し気合が入るよ…なんてただの戯言
にしても、総裁選て何億も
かかるんですってね
コスパ悪っるぅー
そこにお金かけても見栄えは
変わらないんだけどなぁ
おっとこれって、家づくりの
地盤改良もでした
地面の中にお金を埋める
ようなものです
本日はそんな地盤改良
に関するお話です
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
昨日に引き続き
富士市の注文住宅の現場から
工事の最初は敷地の地盤調査
これはSSと言って鉄のロッドを
地面に突き刺して強度を調べます
SSに関しては以前動画で
詳しく解説しております
スマホで画面が乱れる方は
こちらのページでどうぞ
SSの機械は簡易的に表示が出ます
即、覗き込んでみると…
こんな感じですね
うーん、175~200cmの深さで
地盤が弱い
連動したスマホでも見てみると
1.75mの深さで先程の動画でいう
「自沈」が観測されています
明らかに駄目なら諦めるのですが
数値が微妙だったため
なんとか地盤改良を回避したいと
表面波探査もやったところ
「これならいけるだろ」
という結果に一安心
が!こちらの家では「盛り土」を
するため、最終判定はNGでした
つまり何らかの地盤改良が必要
地盤改良って色々あるんですが
代表的なものを費用が安い順に
並べてみましょう
まずは表層改良
右の袋は全部セメント
そのセメントを土と一緒に重機で
よーく混ぜるだけ
軟弱地盤が浅い(つまり表層)の
場合しか出来ません
(深くても2mが限界でしょうね)
こちらは柱状改良
画面右奥にある機械でミルク状の
セメントをつくり
手前の重機につけたオーガーの
先端から出します
オーガーとはドリル状の羽のこと
このオーガーをグリグリしている
と地面の中にコンクリートの
柱が出来るというイメージ
何箇所も施工するので結構な残土
が出ますし、その処分費も高い
深さは表層改良が出来ない
2mより深く、オーガーが届く
7~8mくらいの深さまで可能
こんなのもありますよ
そもそも地面の中にセメントって
環境的にもどうなの?
将来厄介な埋設ゴミにもなるし
防腐処理した杉の丸太を
機械でズブズブズブ~
っと埋め込む工法
掘るのではなく差し込むので
比較的安価ですが
この工法の最大の弱点が…
大量の杭を無理やり地中に
差し込むことによって
地盤の密度がグッと締まり
耐力が上がるのですが
その圧力が隣地の境界側に逃げて
境界の擁壁にヒビが入ったり
隣地に悪影響を及ぼす恐れがあり
そういった万が一の際には
一切の保証がないということ
ちょっと怖すぎて、条件が
整わないかぎりやりたくないです
さらにもっと軟弱地盤で
しかもそれが深い場合は
鋼管杭を打つほかありません
標準貫入試験といって
ボーリング調査を行い
深さごとの土もサンプリングして
地盤の強度をもとに杭の設計をし
こんなゴツい鉄の杭を
ごっつい重機でズブズブズブ~
って差し込みます
鋼管はその場で溶接して継ぎ足し
硬い層まで10m以上も
打ち込むこともあります
こうなると400~500万てことも
これら工法の違いは深さに
よりますし、当然金額も
全然違いますが、共通するのは
不同沈下にしか保証できない
ってこと
つまり、自然に傾いた時には
それを直す費用が保険で出る
のですが
地震による傾きや
地震の液状化による傾き
に対応できません
お施主様とご相談の上
今回決定したのは液状化も
対応できるSG工法
結局、どの工法がよくて
どの工法が悪いとかではなく
深さや予算や敷地の形状
そして保証の考え方まで総合的
に判断しなければなりません
今回ご紹介したのは
全て自社施工の現場です
当然、工法による良し悪し
とかはありません
タイトルのようにコスパが
ウンヌンではないんですね
だから土地って難しい
だから、土地の選びは
一人で決めないほうが良い
で一緒にお勉強しましょう!
明日のお昼休み
YouTube Liveで行います
よかったらご視聴下さいませ