モノに魂は宿るか?住宅の解体時に考えてみる

社長ブログ

昔テレビで
欧米人は日本人より愛車に
名前を付ける人が多い

なんて聞いたことがあるような

 

ホントですかね?

 

私は車を含めモノに名前を
つけるなど思いつきもしませんが

 

「モノに魂が宿る」というほどに
モノを大切にする文化は
日本人独特の価値観なんだとか

 

 

山や彫刻などには魂を感じても

モノは消費財って欧米に対し

針供養もそうだし
長く使われた道具に霊が宿る
付喪神(つくもがみ)という妖怪
とか、たしかに日本は独特

 

 

 

私はあまりモノに執着しない質
なのですが、仕事柄、住宅の解体
の現場では、なんとも言えない
寂しさと言いましょうか

 

感じるんですよねぇ…

 

 

 

 

 

 

2025.8.16 Vol.5,144

おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です

 

 

 

新しく工事が始まる富士市の
現場では、建て替え工事のため
既存住宅の解体が始まりました

 

 

 

解体の現場では
「別に何も感じないです…」
という方は稀で

 

 

中には大きなハサミで
長年住んだ家がバリバリと
刻まれていくのを見て

 

 

 

 

涙を流される方も
いらっしゃいます

 

 

 

こちらのお施主様も
建設当時の今は亡きお父様の
面影を感じながら

 

悲しい気持ちになったはず

ちょうどお盆ですしね

 

 

 

私がいつも感じるのは
「この家を作った職人は
同時何を考えたのだろう?
今どう思うだろう?」

ってことです

 

 

今、自分が設計している家が
解体される時は
私はこの世にはいないでしょう

 

その時はあの世から

 

お前もほんと
良く頑張ってくれたね

って、その家に感謝する
ような気がします

 

 

まぁ、そんな事言いながら
死後の世界もあんまり
信じてないんですけど

 

 

 

でも、お客様のそんな気持には
よりそえる建築人でありたい
そう思っています

 

 

なかなか…
人の気持って
分からないんですよね

 

 

夏休み真っ只中
先日お客様とお話していて

 

 

あの…
確かに「営業しない」と
最初に聞いたんですが

 

話を進めるには
どうしたらいいですか?

 

と、言われてしまったぁ~
しかも、何度目だぁー
これ言われるのぉー!

もっと「気持ち」読めよー!

 

 

商売人失格だな…涙

 

 

修行が足りんっ!
と走ってみるけど暑くて暑くて

 

 

 

最後はCM

こちらのお宅では構造見学会

を開催させていただきます

 

営業しないから来てね 苦笑

 

9/6(土)【富士市】構造見学会

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