朝の情報番組で見たのですが
30年前の猛暑を伝えるニュース
リポーターが
「いやぁ~暑いです!」
「手元の温度計は35度です!」
はぁ?
今は35度が普通で今日は
40度超えじゃんかー!
ってちょっと笑ってしまった
のですが、冷静に考えると
たった30年で最高気温が
5度も上がったって
異常事態ですよね
地球の危機・人類の危機
なんじゃないのだろうか?
そんな中、昨日は上棟作業の
二日目で、私は作業を見ながら
撮影しているだけですが
それでも倒れそう…
作業をしている社員大工と
現場監督達は大丈夫か???
そんな中、昨日は
県の査察がありました
マクスは工務店だけでなく
一級建築士事務所の登録も
しているので
その設計事務所の
不定期の査察でした
別に悪い事してるわけ
じゃないですけど
なんか緊張…?
本日はその時に感じたお話です
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
もう時効として白状しましょう
実は前回の査察は抜き打ちで
こっぴどく怒られました
何をやらかしたかと言うと
とある現場で建築確認申請
を出し、それは許可がおり
法的にはこれで着工して良い
となりましたが、長期優良住宅
の許可がちっともおりてこない
いつまで待たせんだよ~
ってイライライライラ…
長期を申請している時には
長期も許可がおりてから
じゃないと着工してはいけない
というルールはある
だけどさぁ~
確認はすでにおりてるし
お客さんだって仮住まいで
ずっと待ってるし
えーぃ!
俺の責任で工事開始だぁ!
ってやっちまったんです
そして、直ぐにバレて
めっちゃ怒られたうえ
抜き打ち査察のおまけ付き
はぃ、あの時はすみませんでした
反省してます(声が小さいっ!)
そんなのがあったので
今回(ちゃんと事前連絡あり)も何言われる
んだろう…って身構えてましたが
まぁ、保管書類のちょっとした
不備を指摘されただけで
円満終了でした
ただですねぇ
若い方はもう知らない人も
多いかもしれませんが
そもそもこんなに設計事務所の
書類がクソ煩雑になったのは
「姉歯事件」って言って
構造計算書偽装事件があって
からなんです
偽装を見破れず、強度不足で
建設されてしまったマンション
を建て替えるような大騒ぎに
今回の査察で書類の不備を
指摘されたのは
設計重要事項説明の内容は
建築設計契約書にも重複して
書いとかなきゃダメよ
ってことと
一般の方から求められた時に
設計実績の一覧をちゃんと
まとめておきなさい
ってこと
でも…
どっちも、一般の方が気にする
ところでもなければ不都合も
ないし迷惑もかからない部分
姉歯事件の際に改めることは
書類の強化ではなく
ちゃんと構造計算をさせる
ようにすること
だったはず
それを一切せずに、書類を
しっかり書くように建築士法
を大改正しました!
ってのは行政の怠慢以外の
何ものでもないと私は思います
えぇ、暑いのに現場で頑張る
人達がいる、そういう声を
お役所でも聴いてくれ!
って暑いのでただの愚痴でした
まぁですね
今年、建築基準法が改正になり
木造住宅は構造計算提出義務なし
↓
構造計算までは無理だから
壁量計算だけは義務にしよう
って変更になっただけで
千葉や神奈川では
建築確認がおりるのに
3ヶ月遅れてるとか
そりゃぁ…
建築確認を義務化するなんて
無理な話かもですねぇ
地震に強く
地球沸騰化時代にも耐えられる
そんな家は、行政頼みじゃ
難しいのです