私は、コンビニ弁当よりは
手作り弁当派ですね
愛妻弁当いつもありがとうございます(ごますり)
「おにぎり太郎が念願の出店!」
とSNSで話題ですね
私も食べてみたい
でも、もしコンビニの棚に
誰が握ったか分からないのが
ラップで巻いて売られてたら?
意見は分かれるだろうなぁ
手加工と機械加工は
イメージだけで論じられない
ミニストップの店内加工おにぎりは旨くてスキ!
木造住宅の構造材、つまり
土台・柱・梁などの骨組みは
現在95%は機械加工
上棟前に工場で機械が加工して
現場に運ばれてきます
上棟の前に事前に加工するので
プレカットと言います
そこからが大工の仕事
私がこの仕事を始めた頃は
まだゼロから大工が加工する
「手刻み」はプレカットより
少しは多かったので
この四半世紀の推移を見れば
もう手刻みは絶滅危惧種です
それがいいのか悪いのか?
今日はそんなお話です
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
事務所併設のマクスの作業場では
社員大工のショウタが
何やらやっています
ベニア板に図面を描いています
(私がCADで描いてあるのに)
これは「板図」と言って
大工が手刻みをする時に
自分が加工しやすいように
間違いがないように
自分自身で、自分が見やすい
ように板に描き直す図面
ゼロから手で加工する手刻みの
最初の作業です
冒頭で触れた通り、現代では
大工がゼロから加工をして
上棟をする家は数%しかない
社員大工がいるマクスでも
手刻みは実に7年ぶりです
ここまで手刻みが減った理由は
- 機械のほうが早い
- 機械のほうが安い
- 機械のほうが正確
だからです
そしてもう一つ、これが一番
大きな理由ですが

そもそも
手刻みが出来る
大工がいない
実はプレカットと手刻みで
大工の腕前を除けば
構造計算上は強度的な差は
ありません
木と木が組まれる部分は
金物でガッチリ補強というのが
現在の法律ですから
この↓ような(前回の加工)
【尻挟み継ぎ】とか
高度な継ぎ手をしても
「自己満足」と言われても
仕方がない
(金物でも十分な強度が出せるので)
じゃぁ、手刻みは意味がない?
と言われれば

んにゃ!
と言いたい
手刻みが出来る大工が日本から
いなくなったら
現場の状況に臨機応変に対応して
増改築のリフォームが出来る
大工が居なくなってしまう
その時に困っても遅い
(時既に遅しとも言われている)
せっかく社員大工が5人もいる
ので若い大工に技術を継承する
のは、ある意味マクスの義務
材木店の加工場をお借りし
いざ加工開始っ!
ちなみにショウタは新潟県の
工務店時代に技能五輪の県大会
で優勝していて
既に一人で手刻みが出来ます
今回手刻み初体験のリュウセイ
先輩大工の丸山&宮崎に
シゴかれながら成長して欲しい
まずは墨付け
頑張るぞっ!
私はこれで釣りに行く
(材木店で発見)