昨日は、ねぶたがすごい!
でしたが、本日も日曜なので
ゆるーく、遺跡がスゴイ!
おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です
青森のBBAサミットという
ブログの勉強会のイベント
最後は皆で少し観光をしようと
青森といえば三内丸山遺跡
掘っ建て・茅葺き・竪穴式と
遠くに色々な建物がありますが
それは「想像」だから
ですが、今から30年前
県営球場を作ってたら
大規模な建物跡や
巨大な柱を建てた跡が出てきて
「こりゃぁ埋めちゃいかん!」
と当時の知事が決断
既に野球場の工事が始まっていた
のでそれを全て中止し
莫大な違約金まで払って遺跡を
守ったってんだからすごいっ!
そして今も調査は続いており
出土品は、累計段ボール何万箱
にも及ぶそうです
そんな遺跡を案内してくれたのは
これまたブログ仲間のナルちゃん
同じくこの「BBAサミット」の
3年前の名古屋開催の時
涙ながらにプレゼンをしてくれた
優しい優しい漢
(髪型ぜんぜん違うけど…笑)
真剣な顔をしているのは
「ここは子ども達のお墓です」
とナルちゃんの説明を
聞いているから
医療技術が未熟な当時
大人になれる子供は少なかった
縄文時代、世界では
メソポタミア、エジプト、黄河
インダス、の4大文明が栄える
縄文は文字の文化は無かった
けれど、新潟から運ばれた
翡翠に穴を開けて装飾品にする
ほどの文明が日本にもあった
そして、我が子を亡くして
失意に暮れる親の気持ちは
4〜6000年近く前も今も
同じなんだろうなぁ…と
三内丸山の重要度を決定づけた
のは、この穴が見つかったから
直径2mの6つの穴は互いに
内部に傾いており
そして、展示はレプリカですが
このように栗の木が残っていた
ことから、高さ十数メートルの
巨大な柱が立っていたことが
「事実」として浮かび上がる
地下水位が高く、この穴に
常に水があったことから
何千年も木が残っていたのです
「神代杉(じんだいすぎ)」
って聞いたことあると思いますが
水中は腐朽菌が繁殖できないので
木は腐らず、太古の木が採れる
ことがあり、独特の文様と色が
神代杉とか神代欅と珍重されます
今後の調査で絵が出てきたり
すれば世紀の大発見
実はこの6本の巨大な柱は
屋根のある巨大建造物だった!
とか
祭壇としてのオブジェだった!
とか、「想像」ではなく
「判明」するわけです
いやはや
ロマンだなぁ〜
大変面白かったです
企画をしてくれたBBA青森サミット
実行委員のみんな、なるちゃん、
ありがとー!!!