リフォームやリノベーションをどこまでやるかは工務店の目利きが必要

社長ブログ

まだ工事は完全には終わってない

 

でもせっかくのGWだし

とりあえず泊まっていただける

までには工事を進めた城内監督

 

そしてせっかくだからと連休中

ご挨拶にお邪魔する家内

 

お施主様がとても喜んで下さり

めでたく一安心

 

 

そんな現場からリフォームや
リノベーションでよく問題になる
「どこまでやるのが正解か」
という点を考えてみましょう

 

 

 

 

 

2025.5.8 Vol.5,044

おはようございます
家族の笑顔と絆を結ぶアルチザン
株式会社マクス社長の鈴木です

 

 

 

こちらの現場は工事のはじめは
まだ古いブログの方だったので
リンク先が飛んでしまいますが

 

ただのお化粧直しのような
なんちゃってリノベーション
では、ものすごくお金を
無駄にする危険があります

という理由を以前のブログに
まとめております

 

リノベーションとは
地震に安全にする「耐震性」
冬暖かく夏涼しい「断熱性」
長く暮らせる「耐久性」を

 

現在の新築住宅の基準に比べても
十分に高性能である

 

というレベルまで上げられると
お金をかけた分、安心安全で
長く快適に暮らせます

 

 

ただ、場合によっては新築と
同じくらいかかってしまう

というケースもあるので

 

「予算と暮らしたい年数」

から工事範囲をどこまでに
するのか、これがキモです

 

 

見た目最優先で耐震・断熱・
耐久性のどれかを捨てて考える

 

みたいにしてしまうと

後で大後悔…となります

 

 

 

例えばこちらのLDK

 

 

青い部分をぶち抜いて
リビングとダイニングキッチン
を一つの空間に繋げたい

 

そこで

 

 

柱を取れるか、建物全体の
耐震計画から検討をし

 

 

 

周辺の耐力壁の配置の見直し
とともに梁を補強しました

 

アングルがDK側ですが上写真で

紫の柱を抜き、指差す梁を
補強しています

 

 

 

再びリビング側から

 

 

 

リビングとDKがつながって
LDKになりました

 

耐震性を考えた間取りの変更
が大切です

 

無秩序に柱や壁を取ると

広くはなりますが
地震に極端に弱くなります

 

 

 

断熱性を見てみましょう

 

今回は住宅ではなく保養施設
としての側面が強いため

 

断熱工事は耐震工事と間取り変更
の際に壁を解体した部分のみ

にとどめましたが、それでも

 

 

かなり上記の「気流止め」には
気を遣いました

気流止めの大切さは工事の最初に

ご紹介させていただきました

 

スマホで画面が乱れる方は
こちらのページでどうぞ。

 

 

 

こちらは二間続きの和室

 

 

だったところを…

 

 

 

間仕切れる洋間2部屋に変更

 

間仕切りは化粧パネルで制作
壁もビニールクロスです

 

 

自然素材じゃないじゃん!

そう思われるかもしれませんが
その通りです

 

自然素材が「善」で
新建材が「悪」ではありません

 

 

 

大事なのは、何事も
メリット・デメリットを
知ったうえで選ぼう!

ということですね

 

 

 

明後日はそんな勉強会
午前午後共、あと一組のみ
余裕がございます

 

5/10(土)

暮らしが変わる自然素材勉強会

詳細・お申込みはこちら

 

 

 

 

というわけで本日の結論

 

 

 

本ブログは株式会社マクス社長
一級建築士の鈴木克彦が執筆を
しております
初めての方は、ぜひご覧下さい
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